「ガンダム Gのレコンギスタ」SP上映 富野総監督「絵コンテ全部書き換えた」にキャスト陣が戦々恐々 | アニメ!アニメ!

「ガンダム Gのレコンギスタ」SP上映 富野総監督「絵コンテ全部書き換えた」にキャスト陣が戦々恐々

『ガンダム Gのレコンギスタ』の前半部分をあらためて振り返ろうと、東京・新宿ピカデリーにて「ガンダム Gのレコンギスタ スペシャル上映イベント」が開催された。

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富野由悠季総監督が15年ぶりに手がけるガンダムのTVシリーズ『ガンダム Gのレコンギスタ』が話題を呼んでいる。8月からのイベント上映を経て、10月にテレビ放送開始、年末には折り返し地点を超える第14話が放送された。
ここで前半部分をあらためて振り返ろうと、東京・新宿ピカデリーにて「ガンダム Gのレコンギスタ スペシャル上映イベント」が開催された。当日は前半部分から5エピソードをピックアップ、また年明け放送予定の15話「飛べ!トワサンガへ」を加えて全6話を上映した。

さらにイベントを盛りあげたのは豪華ゲストだ。「仕事が終わっていない」「本当はここにいる暇はない」と話すほど多忙のなか劇場に訪れた富野由悠季総監督、そしてキャストから主人公・ベルリ役の石井マークさん、アイーダ役の嶋村侑さん、マスク役の佐藤拓也さん、クリム役の逢坂良太さんが登壇した。
まず小形尚弘プロデューサーのMCのもとキャスト陣が現時点で作品を振り返り、楽しいトークを繰り広げた。
石井さんは「一話一話が楽しい」と、嶋村さんは「毎回毎回が目まぐるしい」と苦労する様子を披露。佐藤さんも「毎週毎週、新しいキャラクターが登場する」と現場の雰囲気を語る。また逢坂さんは「ここまで自信を持っているキャラクターは初めて。挑戦的です」と意欲的な様子だった。さらにそれぞれがガンダム作品に出演した喜びなどを明かした。

そんな楽しいトークに爆弾を投げたのが、富野総監督だ。今日のトークの印象でキャラクターの扱いが変わるかもと話し、キャスト陣を驚かせた。
富野総監督によれば、昨日第25話の絵コンテを終えたばかりだという。しかも、絵コンテ、シナリオはこれまでのものを全部変えたと話す。MCとなった小形プロデューサーもびっくりの発言だった。「最終話(第26話)の絵コンテは年明け、後は気分次第」と、それが今回のキャラクターの扱いが変わるかもの発言につながる。
また「第25話のマスク絡みの話が気に入っています」「アイーダはすごくいいシーンが2秒あります」「後はクリムをどうしょうか」と、ネタばれギリギリのトークが続いたが、むしろ今後の期待を掻き立てる絶妙なトークとなった。魅力満載の富野節の本領発揮だ。

そして、トークの最後は登壇者がそれぞれファンへの御礼とさらなる応援を呼びかけた。さらにその後は、今回の来場者約500人がマスク大尉の着用するのと同じマスクを装着し、登壇者を交えてのフォトセッションとなった。500人のマスクの登場に劇場内の熱気も満々だ。
ファンからの熱い応援に、2015年の『ガンダム Gのレコンギスタ』のさらなる盛り上がりを感じさせた一夜であった。

『ガンダム Gのレコンギスタ』
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『ガンダム Gのレコンギスタ』
(C)創通・サンライズ・MBS
《animeanime》
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