■ イラストレーター、アニメスタジオ、声優---全てを京都にこだわってプロデュース。名倉京都で活躍されている方を出来るだけ使っていこうという方針があったんですが、ペンネームを見たとき、賀茂川だったので、もしやと思って連絡を入れると、やはり京都出身だったんです。そこで、初代太秦萌のキャラクターをベースにデザイン描き起こしてもらいました。―すでにイラストレーターとしては著名だったんでしょうか?磯貝いくつかのコンクールで賞は取っていました。ただ、超有名だったわけではないように記憶しています。名倉実はもう一つ理由があって、賀茂川さんは以前、私の好きなミュージシャンのかせきさいだぁさんのアルバム『アニソング!! バケイション!』の特典ステッカーをデザインされていたことがあったんですが、そのデザインがとても良かったということもありました。―それぞれのキャラクターが明確にキャラ立ちしていますがどう決定していったんでしょう?磯貝太秦萌もそうですが、松賀咲や小野ミサも原画があったんです。その時点である程度のキャラ立ちはありました。ですので、髪の毛の色といった基本的なデザインについては原画を踏襲しました。ただ、キャラクターの設定や性格を整理していく中で、3人は17歳で幼なじみで、地下鉄で高校に通うという点を共通認識にしました。また、キャラクターが持っているアイテムや服装なども変更していきデザインをリファインしていったのです。名倉細かい設定は我々のほうで作り込んでいったんです。バックストーリーなどもかなり細かく決定したうえで、賀茂川さんにデザインをお願いしました。―例えば?磯貝小野ミサですが、もともと黒髪にメガネという設定は原画にあったのでそれを大事にしながら、よりキャラが立つように、整理していきました。メガネも元はふつうのメガネだったんですが、それをアンダーリムのフレームにしたり、ちょこちょこアレンジをしています。―擬人化させたというわけでないですよね?名倉擬人化ではありません。ですが駅名が名前の一部となっているキャラクターなので、その場所に関連した何かをキャラクターに反映させてもいいなとは思っていたのですが、結局しっかりと出来たのは松賀咲だけでした。磯貝彼女の持っているスポーツバックのメーカーをパインスポーツとしているのですが、近所のスポーツショップがあるという設定で、この家系が戦国時代まで遡る歴史ある家系で、武将の末裔として武具を作っていたということにしました。名倉かつて、武具を作っていたように、現在の武具としてスポーツグッズをつくっているという設定です。ロゴも松の家紋をあしらったものにしているという設定なんです。―今回、京まふの第二会場にもなっている京都国際マンガミュージアムからはいつお話が来ましたか?名倉7月に話が来て、8月中に基本的設定とデザインを決定するという若干早いペースで進みました。担当の方からいただいた基本的設定を我々なりに噛み砕いて、最終的にデザインしていきました。磯貝:もともとミュージアムにはマミューというキャラクターがいたので、それとの共通性をモチーフとして発展させました。頭の一部がペンのようになっているという点と、風呂敷を持っているという点などです。
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