いま明かされる「マクロスII」制作の秘密 平井伸一氏(ビックウエスト)&高梨実氏(バンダイビジュアル)対談 後編 2ページ目 | アニメ!アニメ!

いま明かされる「マクロスII」制作の秘密 平井伸一氏(ビックウエスト)&高梨実氏(バンダイビジュアル)対談 後編

『超時空要塞マクロスII - Blu-ray Box』が発売されたのを記念して、、作品の関係者としてビックウエストの平井伸一プロデューサー、制作当時のバンダイビジュアルの高梨実プロデューサーにお話を伺った。

インタビュー
■ 『マクロスII』の見どころはここだ!

―マクロスシリーズ全て人気がありますので、7月25日に『マクロスII』のBlu-rayが発売されたのは、出るべくして出たというのは分かります。とは言え、このタイミングは何故ですか?

平井 
決して後回しにしたわけではないです。30周年を機にほぼ劇中の年代順にBD化していったので最後に出るべくして出たと思っています。

―マクロスシリーズの通史でも、最後ですから、相応しいですね。今あらためて振り返る人も多いと思います、あるいは今まで観なかった人で、じゃあ観てみよう、という人もいると思います。今だからこその見どころを教えてください。

高梨 
やっぱり美樹本さんが全面的に絵に関わっているところです。それと可能性を示している気もします。あと、AICさんが頑張ってくれて、作画が頑張ってくれたし、あるいは富田さんが自分の力を発揮してくれているシナリオなので、そこらへんも面白くできています。作品として全体を捉えてもらえると嬉しいですね。

―平井さんはいかがですか?

平井
その後のマクロスシリーズも歌というのが重要になってきますけど、描き方がぜんぶ違うんですよね。『マクロスプラス』だとバーチャルアイドルが洗脳に使う。逆に『マクロス7』は一方的に歌うバサラ……、でも歌のパワーで心を動かし、ドラマも動かし、銀河までも動かしていく。最初の『マクロス』が提示したミンメイが歌でカルチャーショックで敵を動かしていたんですけど、それ以外の使い方を提示したのが『マクロスII』なんです。

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―敵が歌うというのは不思議ですよね。

平井 
ヒロインが歌巫女だということですよね。そういう観点で観ていただくと面白いと思います。ほかのシリーズもそうですけど、『マクロス』は歌がどういうものなのかを、その都度いろんな切り口でやっている作品だと思います。

―最後にファンにメッセージをいただけますか。

高梨 
大張(正己)さんのオープニングも含めたAICは画の力がすごいですから、そのあたりを再評価してもらえれば嬉しいです。富田さんのドラマ的な良さも出ていますし、美樹本さんの絵も、そのあたりをとくに注目してもらえると嬉しいです。

―作画もドラマも見どころたくさんだと。

高梨 
ええ、そのとおりです。

平井 
『マクロスII』もふくめて、いろんなマクロスシリーズがありますが、その世界観といいますか懐の広さを、是非『マクロスII』で観てもらえたらなと思います。今まで自分が観てきたものとは、作風とか若干違う部分があると思うので、「ああ、こういう『マクロス』もあるんだ」というのを観てもらって、さらに自分のなかで『マクロス』の世界観を楽しんでもらいたい。自由に想像してもらえるひとつの指針になる作品だと思います。

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『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN- Blu-ray Box』特設サイト
/https://www.bandaivisual.co.jp/macrossII/

『超時空要塞マクロスII』
13,800 円(税抜)
毎回封入特典: 特製ブックレット(108P)
毎回映像特典: ノンテロップOP&ED、#6 ノンテロップED、Blu-ray Box PV・CM
毎回音声特典 : 新規オーディオコメンタリー 、BD-Audio「イシュタルからの伝言」他
仕様 : 美樹本晴彦描き下ろし収納BOX 、大張正己描き下ろしインナージャケット

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《animeanime》
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