「ミニスキュル～森の小さな仲間たち～」10月18日公開 メビウスの娘が描くCGアニメ映画
NHK Eテレで放送されていたショートアニメシリーズ『minuscule ミニスキュル』の長編映画『ミニスキュル～森の小さな仲間たち～』の公開日が決定した。10月18日にイオンシネマ系列で封切りとなる。
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また邦題も『ミニスキュル～森の小さな仲間たち～』となった。険しい岩山がそそり立ち、手つかずの自然が残る南フランスの自然保護区である国立公園を舞台に、数々の困難に遭遇しながらも冒険を続けるムシたちの壮大な物語だ。
企画・監督・脚本は、ショートアニメシリーズに続いてエレーヌ・ジローさんとトマス・ザボさんが担当した。
エレーヌ・ジローさんは、バンド・デシネの大家、故・メビウスことジャン・ジローさんの実娘として知られている。トマス・ザボさんとともに、主役のテントウムシをはじめとするムシたちを育て上げてきた。
日本では3月に開催の東京アニメアワードフェスティバル2014の長編コンペティション部門へのノミネートでジャパンプレミア上映となっていた。来日したエレーヌ・ジローさんとトマス・ザボさんも見どころを語っていた。
そして今回、待ちに待った正式興行が決定したことになる。日本における配給・宣伝・商品化権は東北新社が窓口となっている。
本作を制作したフランスでは今年1月29日から468スクリーンでの公開で、初日に約63000人を動員し、オープニングの興行収入ランキング1位となった。この大ヒットを受けて、世界50カ国以上での配給が決まっている。そうした人気のなかでの日本公開にも期待が込められている。
［真狩祐志］
『ミニスキュル～森の小さな仲間たち～』
2014年10月18日公開
/http://minuscule.jp/
