2013年秋に放送をスタートした『凪のあすから』は、電撃大王とP.A.WORKSが生み出したオリジナルアニメだ。海にある村と陸にある村を舞台にした人間ドラマとファンタジーは、怒涛の展開と思わず泣けてしまうストーリーでファンから大きな人気を博した。3月末の最終回のテレビ放送終了後も、多くの人の心に残る。そうしたなかで5月18日に東京・一ツ橋ホールにて、本作のオンリーイベントが開催された。「凪のあすから SPECIAL EVENT ~Earth color of a calm~」である。このイベントは、『凪のあすから』Bu-ray/DVDの第1巻と第2巻を購入したなから応募抽選で無料招待した太っ腹な企画だ。参加者は映像ソフトの購入者だけに、作品への気持ちは人一倍大きい。それだけに当日の盛り上がりは相当なものである。そんなファンを迎えたのは、本作の中心となったキャラクター7人を演じた声優陣だ。花江夏樹さん(先島光役)、花澤香菜さん(向井戸まなか役)、茅野愛衣さん(比良平ちさき役)、逢坂良太さん(伊佐木要役)、石川界人さん(木原紡役)という豪華な顔ぶれになった。さらに本作の楽曲を担当したRayさんと やなぎなぎ さんも会場に駆けつけた。Rayさんはイベントのオープニングで、まず『凪のあすから』のイメージソング「凪-nagi-」を披露した。また、オープニングテーマ曲「lull ~そして僕らは~」と「ebb and flow」もライブで歌いあげた。やなぎなぎさんも、「アクアテラリウム」、「三つ葉の結びめ」を熱唱。多くのファンが青いサイリウムで応援し、『凪のあすから』らしいライブとなった。イベントは様々なコーナーで構成。『凪のあすから』全26話の感想を“ひと言”で語ったり、思い出のシーンを振り返ったり、さら出演者の夢を叶える企画などが次々に登場した。なかでもキャスト全員によるオリジナル朗読劇が盛り上がった。これはスペシャルイベントのために書き下ろされたオリジナルストーリーで、テレビのなかでは終盤あたる。鴛大師(オシオオシ)から電車に乗って街に買い物に行く7人の物語が展開する。素晴らしい演技に、訪れたファンが聴き入った。最後には、「綺麗に終わっているので続きを……とは言いづらいですけれど、Blu-rayやコミックなど、まだまだ『凪のあすから』の世界は広がっていくと思いますので、これからも応援お願いします」(花澤さん)「『凪のあすから』をずっと心の中に閉まっておいていただいて、何か辛いことがあったら思い出してください。そしてまた何か続きができたらいいなと思っています。『凪のあすから』に関わることができて本当に幸せでした」(花江さん)とそれぞれの熱いメッセージを伝えた。『凪のあすから』/http://nagiasu.jp/ 『凪のあすから』(C)Project‐118/凪のあすから製作委員会
「進撃の巨人」エレン、リヴァイ、ハンジも立体機動装置で躍動…!“激動”テーマ&原画素材を活かしたグッズ登場 2025.12.14 Sun 18:15 TVアニメ『進撃の巨人』のSeason 1~3のアニメーション制作を担…