「近キョリ恋愛」実写映画化決定 人気少女マンガのツンデレ教師役は山下智久
みきもと凜さんの描く人気少女マンガ『近キョリ恋愛』が映画化される。主人公の女子高生・枢木ゆに役を小松菜奈、イケメンでツンデレな教師・櫻井ハルカ役を山下智久が演じる。
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『君に届け』でとびっきりのラブストーリーを届けた熊澤尚人監督が、再び純愛ラブストーリーに挑む。2014年秋、注目の1本になるだろう。
『近キョリ恋愛』は、2007年11月より「別冊フレンド」(別冊フレンド)にて連載を開始した。発表後瞬く間に人気を獲得している。単行本は全10巻で累計発行部数は180万部に達する。
ストーリーは、今回山下智久が演じることになった毒舌な英語教師の櫻井ハルカに恋する英語以外はなんでも出来る枢木ゆにとハルカとのラブストーリーだ。教師と生徒のふたりは、許されない恋だとわかっていながらも、強く惹かれ合う。近くにいるのに一番遠い、誰にも言えない近キョリ恋愛を経験する。そんなふたりの恋の行方は、一体、どこに向かうのか?
ハルカ役の山下は、役柄そのままのイケメンの人気俳優である。ファンの関心も高くなるのは間違いない。そして、ヒロイン・ゆにに抜擢されたのは、中島哲也監督の『渇き。』でヒロイン加奈子を演じ注目された小松菜奈である。今回が長編映画デビューとなるフレッシュな期待の存在だ。
さらにゆにの同級生で彼女に想いをよせる元ヤンキーでパティシエを目指す的場役にジャニーズWESTの小瀧望、ゆにの同級生ナミ役に山本美月が出演する。また水川あさみ、新井浩文ら豪華キャスト陣が固める。重厚感のある作品を実現する。公開までおよそ半年、ファンには待ちきれない映画になる。
また、5月13日発売の「別冊フレンド」6月号では、映画記念の特集も組まれる。山下智久、小松菜奈の撮りおろし写真や映画に懸ける意気込み、原作者:みきもと凜の喜びのコメントを掲載する。
さらに5月13日発売のみきもと凜の最新作『きょうのキラ君』8巻には、映画化決定を記念して、『近キョリ恋愛 特別編』を収録した。本編では語られなかった秘蔵ストーリーを読むことができる。
『近キョリ恋愛』
10月11日(土)全国ロードショー
配給: 東宝映像事業部
『近キョリ恋愛』実写映画化記念スペシャルサイト
/http://betsufure.net/special/kinkyori/
■ 山下智久さん(櫻井ハルカ役) コメント
「映画の出演が決まり、原作を読ませて頂いて、男性も楽しめるし、女性もキュンとするポイントがたくさんあり、映像化できることをすごく楽しみにしていました。
僕自身、今まで演じたことがあるようでなかった ツンデレなキャラクターを初めて演じることに、最初は戸惑いもありましたが、監督と話し合いながら役を作っていく上で、ハルカになりきれたと思います。
初めての教師役でもありますが、僕の今の年齢がベストタイミングだと思っています。教師と生徒…禁断の恋のお話ではありますが、「好き」という気持がとてもストレートに伝わる純愛映画です。恋に興味がある人、恋をしている人、すべての人に観てもらえるとうれしいです。」
■ 小松菜奈さん(枢木ゆに役) コメント
「自分がラブストーリーをやるとは思わなくて、ドキドキ…。(ゆにのキャラクターである)“無表情”というのも、どうやって演技をすればいいのだろう?と不安でした。
最初は恥ずかしくてなかなか感情が出せなかったんですけど、次第に“ゆに”の気持ちが考えられるようになり、“ゆに”が自分に入ってきて、「私にもゆにができるかも」と思えました。今では、自分も観るのが楽しみです。みなさんも楽しみにしていてください。」
■ 熊澤尚人監督 コメント
「恋愛すると、楽しい気持ちと嫌な気持ち、必ず両方の気持ちがふつふつと湧き出て来ます。
そういう相反するけど、本当の気持ちに目を背けず、両方ともちゃんと感じることで、お互いの距離がより深まって行くのだと思います。そんな事が感じられる作品です。
カッコいい男性俳優は沢山いらっしゃいますが、山下君のような「美しい」男性俳優はなかなかいないと思ってました。実際に現場でも、容姿だけでなく、立ち振る舞いの美しさに感嘆しました。
実写映画化がかなり難しい大人気原作でしたので、本当にいろいろと大変ですが、山下君と小松さんという魅力的なキャストのおかげで、二人の距離から目を離せない映画になると思います。」
■ 原作者 みきもと凜先生 コメント
「数多くの中からこの作品を選んでいただいたこと、たくさんの方の手によって作り上げられていくことにとても感謝しています。
山下さんの圧倒的オーラの中にある優しくどこか儚げな一面と綺麗な瞳、この人以外ありえないと言える小松さんの麗しく驚異的な存在感、そんな姿を観ることができると思うとドキドキします。
そして本当に素敵なキャストの方々と熊澤監督の美しい映像の中でどのように演じてくださるのか楽しみにしています。」
『近キョリ恋愛』原作 イラスト (c)みきもと凜/講談社