士郎正宗さんの人気SFマンガ『アップルシード』を原作とした新作長編CGアニメ『Appleseed Alpha』が、2014年夏リリースされることが分かった。2月11日(米国時間)に米国の大手エンタテイメント情報サイトIGNが、本作の最新情報を伝えた。IGNによれば、本作はソニー・ピクチャーズと日本のアニメ製作会社ルーセント・ピクチャーズエンタテインメントが製作する。監督は『アップルシード』、『エクスマキナ』でも監督を務めた荒牧伸志さんを起用する。また、ジョセフ・チョウさんがプロデュースする。気になるストーリーは、リブート版になるとしている。主人公・デュナンとブリアレオスの若き日があらためて描かれるという。発表が米国のメディアとなったため、今夏のリリースも米国でとみられる。日本での展開は現在不明だ。しかし、日本でもファンの多い士郎正宗さんと荒牧伸志監督だけに、日本公開も期待したいところだ。『アップルシード』は、1980年代に描かれた士郎正宗さんの代表作。人間と人工的に作られたバイオロイドが共存する22世紀を舞台に、SWATの一員デュナンとその恋人で全身サイボーグ化したブリアレオスの活躍を描く。これまでたびたび映像化されてきたが、2004年の『アップルシード』、2007年の『EX MACHINA』のふたつのCGアニメ映画は、とりわけ海外で大きなヒットとなった。両作品とも監督は荒牧伸志氏が務めた。荒牧伸志監督にとっては、3度目の『アップルシード』の長編アニメへの挑戦となる。ファンにとっては安心の起用だが、一方で、これまでと何が変わるのかも注目したいところだ。荒牧伸志監督は、メカニックやプロダクションデザインで80年代より多くのアニメに関わってきた。しかし、近年は、CGアニメ分野での活躍が際立っている。「アップルシード」シリーズのほか、2012年の『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』、2013年の『キャプテンハーロック』などの作品を手がける。この分野で日本を代表する監督だ。プロデューサーのジョセフ・チョウさんは、日本と海外をつなぐ仕事を得意とする。『エクスマキナ』のほか『Halo Legends』などの代表作がある。そして今回目を惹くのは、ルーセント・ピクチャーズエンタテインメントの製作参加だろう。アニメの企画・開発などを掲げる同社は、映画『ベルセルク 黄金時代篇』の製作で名を上げた。現在は、話題のテレビアニメ『キルラキル』にも参加する。『アップルシード』の映像化は、長らく映画製作のミコット・エンド・バサラが手がけていた。しかし、同社は2011年に経営破たんをしている。その後をルーセント・ピクチャーズが引き継いだかたちだ。優良コンテンツの映像化での海外進出となる。
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