「BUDDHA2」ルーブル美術館でワールドプレミア 松山ケンイチ、浜崎あゆみ、大島ミチルらが挨拶 | アニメ!アニメ!

「BUDDHA2」ルーブル美術館でワールドプレミア 松山ケンイチ、浜崎あゆみ、大島ミチルらが挨拶

『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』が1月27日に、フランスのルーブル美術館にてワールドプレミアを開催した。舞台挨拶には松山ケンイチや浜崎あゆみら豪華メンバーが姿を見せた。

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(c)2014「手塚治虫のブッダ2」 製作委員会
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『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』が、2月8日に全国公開する。そのワールドプレミアは日本ではなく、フランス・パリとなった。しかも、世界を代表する美術館であるルーブルが会場となった。
1月27日に開催されたこのワールドプレミアには、本作のキャストやスタッフが大勢渡仏し華やかなイベントなった。舞台挨拶ではキャストより、松山ケンイチさんと観世清河寿さんが登壇。またスタッフからは、小村敏明監督、吉田玲子さん、森下孝三さん、大島ミチルさん、さらに主題歌を務めた浜崎あゆみさんが姿を見せた。

ワールドプレミアは、劇中音楽を担当した大島さん指揮によるミニコンサートからスタート。さらに能楽観世流二十六世家元の観世清河寿さんによる能と仏教をテーマとした「はごろも」の仕舞も披露され、豪華な幕開けとなった。
舞台挨拶に登場した松山さんは「歴史あるルーブル美術館で、日本を代表する手塚治虫先生の『ブッダ』を原作にしたこの映画が上映されることに意義があると思います。世界中の人がどのような反応をするのかが楽しみです」とファンに向けてメッセージを伝えた。

小村監督も「ここフランスには、手塚治虫先生のファンが沢山います」と語り、その場所でワールドプレミアが行われることに感激した様子を見せた。
大島さんは「この作品の劇中音楽の最後の仕上げは、実はフランスだったんです」と舞台裏を明かし、「尊敬するエンジニア一緒に仕上げていったので、劇中音楽は日仏共同で作り上げたものです。是非音楽もお楽しみ頂けると幸いです」と語った。
そして主題歌「Pray」を手掛けた浜崎さんは「手塚先生の作品に携われることを光栄に思っています。恋人だけではなく、友人や家族の愛という大きなテーマで作詞しました」と自らの想いを打ち明けた。

本編の上映終了後には、スタンディング・オベーションが巻き起こる大盛況となった。会場の招待客からは「松山さんがやったタッタが素晴らしかった」、「やっぱり手塚治虫の作品はすごい」という声も確認できた。
ワールドプレミア後には場所を移動して記者会見が行われた。『BUDDHA2』はすでに多数の海外公開も決定している。全世界注目の作品がいよいよ公開となる。
[高橋克則]

『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』
2014年2月8日全国ロードショー
/http://www.buddha-anime.com

[記者会見コメント]

松山ケンイチさん
「タッタというキャラクターは、この『ブッダ』の中で一番好きなキャラクターだったんですけれども、その役をやらせていただけたことはすごく光栄に思います。手塚先生が生み出す作品は、本当に大事なことを教えてくれる作品だと思います。
今回『ブッダ2』ができるということで、大人になったタッタが出てくるということを大分前に知りましたので、ずっと"お願いします"とキャスティングの人に頼み込んでいました。人間味のあるタッタを演じれて光栄でした」

観世清河寿さん
「私にとってはちょっと専門外でございますが、前作に続きましてスッドーダナ王を演じさせていただきました。私どもの能楽の世界にも通じます、手塚先生の作品の世界、人間の普遍的な生と死の美しい物語を最後までお楽しみ下さい。
前作は私が登場する部分も多くございまして、森下先生に大分お稽古を付けて頂きましたが、今回は2、3か所で、パートパートで言葉が少なかったので受けさせて頂いたというのが本当の気持ちです(笑)」

小村敏明さん
「映画の言わんとしていることは、是非映画を見ていただければと思っています。松山さんはこちらがコンセプトを伝えると、毎回、違った表現を見せてくれるんです。
とても、引き出しの多い方だなと思いましたし、映画をご覧になった方が、松山さんの声に気づかないぐらいタッタになりきってくださいました。声優としても素晴らしいです」

吉田玲子さん
「今回は悟りを開くまでのお話になります。シッダールタは、自分自身以外の人々が抱える苦しみから救うすべを求めて旅を続けます。そのシッダールタの人を愛する思いをぜひ感じ取ってください」

森下孝三さん
「第2作目を映像化する際に、シッダールタが苦しみながらも人々の苦しみを救いたいと居願いを抱え旅をする話しなので、声優を決める際に、脚本の吉田さんと何度も話し、原作を好き妥当人を集めようということを第1条件に選びました。
今回参加していただいた方は、原作が大好きということで参加していただき、素晴らしい作品になったと思います。
フランスとうこの地から幕を開ける、世界も注目するシッダールタの終わりなき旅に是非ご期待ください」
《高橋克則》
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