ついに完成披露「ブッダ2」　吉永小百合、松山ケンイチら豪華キャストも登壇

2月8日に映画『BUDDHA2　手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』が全国公開となる。これを記念した完成披露会見と舞台挨拶が東京・丸の内TOEI 1で行われた。

イベント・レポート

2014.1.12 Sun 16:19

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2014年2月8日に、映画『BUDDHA2　手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』が全国公開となる。これを記念した完成披露会見と舞台挨拶が、2014年1月10日、東京・丸の内TOEI 1で行われた。
本作は大物俳優をはじめとする声優での豪華出演陣、浜崎あゆみによる主題歌「Pray」などが大きな話題を呼んでいる。この日も、その中から吉永小百合さん、松山ケンイチさん、観世清河寿さん、大和田伸也さん、吉岡秀隆さんといった豪華な登壇者となった。また小村敏明監督、エグゼクティブプロデューサーの森下孝三さんも姿を見せ、公開間近となった本作への熱い想いを語った。

吉永小百合さんは、前作（『手塚治虫のブッダ－赤い砂漠よ！美しく－』）で自身の役が死んでしまうため今回は出演がないと思っていたと話す。それが天上からシッダールタを励ます役なり、シッダールタ役の吉岡秀隆さんとのアフレコを楽しんだという。
一方、松山ケンイチさんは今作からの出演だ。「ブッダ」の中で一番好きなキャラクターであるタッタを演じたことはモチベーションも、テンションも高かったと大きな意気込みで演じた様子を語った。
観世清河寿さんはスッドーダナ王、大和田伸也さんはビンビサーラ王とそれぞれ異なった王を演じた。個性豊かな声が注目される。
吉岡秀隆さんにとっても、吉永小百合さんとのアフレコが印象的だったようだ。「小百合さんのすごいオーラを受けまして、最後に悟りを開いたブッダになれました。とてもありがたかったです」と明かした。

また、映画の劇中音楽のスペシャルバージョンを尺八演奏家の藤原道山が演奏し、そのパフォーマンスが、完成披露を盛りあげた。藤原さんは、第1部に引き続いての本作への参加になる。
尺八も仏教と深いつながりがあるとし、その中でどう表現するのかと悩んだという。そうして完成した作品中の音楽にも耳を傾けたい。

こうした豪華な布陣で挑んだ『ブッダ2』、監督はどの様に演出したのだろうか？「前回出家を決意したシッダールタがいかにして悟りを開くかを表現しています。」と小村監督は話す。
そして、「周りのキャラクターの全ての人が主役と言っても過言ではないぐらいのバックグラウンドを持ったキャラクター達です。」と、本作が群像劇の要素もあることも説明する。
『ブッダ2』はフランスのルーブル美術館でのプレミア上映が決まっている。森下プロデューサーは「本作を世界の人々に見てもらうことに専念したい」と、本作で世界を目指す構えだ。

『BUDDHA2　手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』
2014年2月8日（土）全国ロードショー
/http://www.buddha-anime.com

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