1月21日、小学館は、過去1年間で活躍をしたマンガから最も優れた作品を選ぶ小学館漫画賞を発表した。1955年にスタートした同賞は今年で59回目、現在は児童向け部門、少年向け部門、少女向け部門、一般向け部門の4部門から構成されている。児童向け部門の受賞はいしかわえみさんの『絶叫学級』(りぼん・集英社)、少年向け部門は大高忍さんの『マギ』(週刊少年サンデー・小学館)、少女向け部門は青木琴美さんの『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(Cheese!・小学館)、そして一般向け部門は『土竜の唄』(ビッグコミックスピリッツ・小学館)となった。また、審査委員特別賞として室山まゆみさんの『あさりちゃん』(小学二年生・小学館)が選ばれた。小学館漫画賞は、小学館が主催することもあり、小学館や集英社、そして白泉社の作品が受賞する傾向が強い。同時に、期間中メディアを賑わせた作品が選ばれやすいようだ。今回の受賞作も、マギがアニメ『マギ The kingdom of magic』が放送中、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は2013年末に佐藤健さんの主演で実写映画化され劇場公開、さらに『土竜の唄』も2月15日の実写映画公開が迫っている。いずれも話題作だ。逆に映像化のない『絶叫学級』は、今後の展開に期待が高まりそうだ。『絶叫学級』は、いしかわえみ さんによるホラーマンガ。毎回、異なったストーリーがオムニバスで進んでいく。「りぼん」では、異色の作品だ。『マギ』はアニメファンにはお馴染みだ。2009年に連載開始、2011年にアニメ化され日曜夕方にテレビ放送され大人気だ。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の青木琴美さんは、『僕の初恋をキミに捧ぐ』で第53回小学館漫画賞を受賞している。2度目の栄誉となった。『土竜の唄』は潜入捜査官の活躍するマンガ連載は2005年から始まっており、8年以上に及ぶ人気マンガとなっている。審査委員特別賞の室山まゆみさん『あさりちゃん』は、超ロングラン作品だ。1978年から36にわたり連載が続いている。1985年の小学館漫画賞受賞作でもあることから、その息の長さが窺われる。2014年2月に連載を終了することから今回の受賞になったようだ。審査委員は、あだち充さん、尾瀬あきらさん、角田光代さん、かわぐちかいじさん、さいとうちほさん、弘兼憲史さん、ブルボン小林さん、武論尊さんが務めた。受賞者には、正賞としてブロンズ像「みのり」そして、副賞100万円が贈られる。第59回小学館漫画賞■ 児童向け部門いしかわえみ 『絶叫学級』 (りぼん・集英社)■ 少年向け部門大高忍 『マギ』 (週刊少年サンデー・小学館)■ 少女向け部門青木琴美 『 カノジョは嘘を愛しすぎてる』 (Cheese!・小学館)■ 一般向け部門高橋のぼる 『土竜の唄』 (ビッグコミックスピリッツ・小学館)■ 審査委員特別賞室山まゆみ 『あさりちゃん』 (小学二年生・小学館)
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