小学館は1月23日に、第57回小学館漫画賞の受賞作品4部門、4作品を発表した。小学館漫画賞は、児童向け部門、少年向け部門、少女向け部門、一般向け部門からそれぞれ選ばれる。 今回は児童向け部門で やぶのてんや さんの『イナズマイレブン』(コロコロコミック掲載)、少年向け部門で石井あゆみ さんの『信長協奏曲』(ゲッサン掲載)、少女向け部門で嶋木あこ さんの『ぴんとこな』(Cheesel掲載)、一般向け部門で小玉ユキさんの『坂道のアポロン』(Flowers掲載)が選ばれた。いずれも、小学館が刊行するマンガ誌の掲載作品となった。 『イナズマイレブン』は、ゲームやアニメなどと連動する大型メディアミックス作品のマンガ分野を担う。サッカーを舞台に派手な演出や友情が描かれている。 小玉ユキさんの『坂道のアポロン』は、1960年代の若者の青春を描いている。2012年4月からフジテレビ「ノイタミナ」枠でのテレビアニメ化が発表されたばかりの話題作だ。 『信長協奏曲』は、現代の高校生サブローが戦国時代にタイムスリップし、織田信長として生きて行くことになる作品。『ぴんとこな』は、歌舞伎界を舞台に恋愛模様が描かれる。いずれも個性的な4作品が並んだ。 賞の選考は、審査委員、マンガ家、評論家、雑誌・新聞編集者、文化団体、書店関係者、読者から作品の推薦を得たうえで、候補作品を選出しその後審査委員が合評、討議のうえ行った。本年の審査委員は、あだち充さん、尾瀬あきら さん、角田光代さん、かわぐちかいじ さん、さいとうちほ さん、弘兼憲史さん、ブルボン小林さん、武論尊さんが務めた。 贈賞式は3月2日に東京・帝国ホテルで行われる予定だ。小学館 /http://www.shogakukan.co.jp/第57回小学館漫画賞児童向け部門 『イナズマイレブン』 やぶのてんや 少年向け部門 『信長協奏曲』 石井あゆみ少女向け部門 『ぴんとこな』 嶋木あこ 一般向け部門 『坂道のアポロン』 小玉ユキ
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