「Junk Head」話題のコマ撮りアニメーション クラウドファンディングで制作資金募集 | アニメ!アニメ!

「Junk Head」話題のコマ撮りアニメーション クラウドファンディングで制作資金募集

1月1日に、ネット上に公開された30分のコマ撮りアニメーション『Junk Head 1』が話題を呼んでいる。作者は堀貴秀さんだ。

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『Junk Head』 (c)YAMIKEN
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1月1日に、ネット上に公開された30分のコマ撮りアニメーション『Junk Head 1』が話題を呼んでいる。作者は堀貴秀さん。CG処理で瀬尾典功さんが参加しているほかは、堀さんが4年をかけ、ほぼ1人で作り上げた労作だ。
『Junk Head 1』は、昨年、冒頭の10分がネットで公開されている。今回はこれに続く全編公開となる。

作品は、緻密な世界観の創り込みやキャラクターの丁寧な動きなどで話題となり、渋谷のアップリンクで先行上映会も開催された。今年は1月31日から始まるフランスのクレルモンフェラン国際短編映画祭に、日本から唯一ノミネートされている。海外でも反応が得られるようにもなってきた。

『Junk Head』の舞台は環境破壊が進んだ未来の地球である。人類はウイルス遺伝子を利用した遺伝子組み換え技術の開発に成功、不死と言える寿命を得ていた。クローン技術も進み、人体も分子レベルで無機物に転化が可能になった。微弱な電気刺激があれば頭部のみでも生存が可能になっている。
クローン達が長い争いの末に地表と地下で住み分けることになってから1200年。人口減少の影響によりダンス教室の講師を解雇された主人公が、後に人員として採用された地下探査に向かうところから話が始まる。

作品の反響が大きい中で、続編の『Junk Head 2』の準備も進んでいる。1月8日からクラウドファンディングサイトのモーションギャラリーにて制作資金の募集を開始した。目標金額は1000万円だ。
クラウドファンディングは海外でも行っている。海外のindiegogoで10万ドルの目標で、日本に先立って開始した。

『Junk Head』は全10話程度を予定している。続編となる『Junk Head 2』は、制作期間は2年間で1時間程度の尺になるという。『Junk Head 2』が完成した際には『Junk Head 1』とを編集し、長編とする構想にもなっている。
また『Junk Head 2』の制作と平行して完成までメイキングも撮影し、長編ドキュメンタリー映画とするそうだ。資金の集まり次第では、制作期間の短縮やクオリティーのアップのため、2、3名のスタッフも雇いたいとしている。
[真狩祐志]

「Junk Head 1」の続編「 Junk Head 2」制作支援のお願い。
/https://motion-gallery.net/projects/yamiken
YAMIKEN
/http://yamiken.jp/
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