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クラウドファンディング+キャラクター+フェアトレード 「KOKEくん」がAnipipoでプロジェクト開始

キャラクタープロデュースのリプロモが、キャラクターとクラウドファンディングを結びつけた途上国の子どもたち支援に乗り出した。クラウドファンディングサイト「Anipipo」にて「KOKEくん」のフェアトレードプロジェクトを開始した。

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「KOKEくん」(c)リプロモ
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キャラクタープロデュースのリプロモが、キャラクターとクラウドファンディングを結びつけた途上国の子どもたち支援に乗り出した。11月28日よりアニメーション分野に特化したクラウドファンディングサイト「Anipipo」にて「KOKEくん」のフェアトレードプロジェクトを開始した。
プロジェクトでは、集めた資金を活用して、ネパールで「KOKEくん」グッズの制作をする。それを日本で販売し、キャラクターグッズ制作のシステムを活性化させる。

「KOKEくん」は、実際にある苔をモチーフにした複数のキャラクターからなるシリーズだ。可愛いくて、やや奇妙な造型は“キモカワ”として、国内の一部ですでに人気を呼んでいる。現在も、ネパール製のキャラクターグッズを販売しているが、こちらも人気だ。
今回はフェルト細工の材料をより良質のフェルト素材として、キーホルダーなどの部品などとする。このための資金を「Anipipo」で募る。
クラウドファンディングの資金で、グッズの素材を購入う、無償で提供する。完成した製品を適正な価格で購入する。さらに製品の売り上けを寄付に回す。これをもとにさらに製品を生み出すという循環を築く。今回の目標金額は20万円、12月28日でまで、募集する。

「KOKEくん」には、苔を増やして守ることで、自然環境を保護するというメッセージが込められている。こうしたことからこれまでもフェアトレードに積極的に取り組んできた。
プロジェクトの目的には、ネパールで貧困にあえぐ人々に自立する意欲を持ってもらうことも含まれている。手に職をつけるというインセンティブの一環として「KOKEくん」が活躍することになる。
資金調達だけでなく、クラウドファンディングを取り入れることで、リプロモが展開するキャラクターフェアトレードという手法をより知ってもらう狙いもありそうだ。

「Anipipo」は、コンテンツ業界で新しい試みを目指す起案者とファンをつなぐクラウドファンディングサービスである。公開されたアイデアに対し、それらに共感したファンから小口でプロジェクトの実現に必要な資金を募集する。
掲載の対象となるプロジェクトはアニメーションをはじめとする映像制作、さらにゲームやグッズ、フィギュア、書籍、音楽、イベントなどと幅広い。コンテンツ分野に特化している。
[真狩祐志]

コケから生まれた不思議な生き物「KOKEくん」でネパールの人々に笑顔を送ろう!
/http://www.anipipo.com/Project/Detail/9
《animeanime》
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