富野由悠季監督がエンジニア論を語る 「風立ちぬ」や新作についての話題も | アニメ!アニメ!

富野由悠季監督がエンジニア論を語る 「風立ちぬ」や新作についての話題も

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世界一小さいものが見えるX線レーザー施設「SACLA」は、多くの人々にその技術をPRするためのスペシャルサイトを展開している。8月8日には各界の著名な人物と対談を行う「SACLA×GENIUS」のコーナーをオープンした。
そのゲストに『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督が迎えられた。相手役は理化学研究所放射光科学総合研究センターの石川哲也センター長が務め、話題はアニメ技術からジブリ最新作『風立ちぬ』にまで及んだ。終始熱気を帯びたトークが公開された。

二人による対談は『月刊ガンダムエース』(角川書店)での連載企画以来2年ぶりとなる。石川センター長との再会が決まってから、X線や「SACLA」について勉強してきたという富野監督は「前回聞き忘れていたことがあったんですー」と取材陣のスタンバイが整う前から対談を再開した。石川センター長も富野監督との科学談議を楽しみにしていた様子で、久しぶりの挨拶もそこそこに「SACLA」の話で盛り上がった。
対談の途中、富野監督がエンジニアリングに関心が高い理由について「父親が戦時中に戦闘機や爆撃機の部品を作るエンジニアだった」ことを明かすと、話は映画『風立ちぬ』の話題に移った。富野監督は「本当に見事な映画です。映画史上初めて、近代航空史を、そして技術者の苦悩を正面から描いた映画」と称賛。ラストシーンを語りながら、感極まり涙する一幕も見せた。

また富野監督の口からは新作についての発言も飛び出した。設定の一部が明らかにされ、アニメファンも注目の対談となった。
さらに「『ガンダム』にSACLAを登場させるとしたら、どんなかたちですか?」という質問には富野監督らしい回答を寄せている。そちらも必見の内容だ。
石川センター長にとっても今回の対談は興味深いものだったようで「科学技術が持っている矛盾について改めて気づかされた」と感慨深く語っていた。
[高橋克則]

「SACLA」スペシャルサイト
/http://xfel.riken.jp/pr/sacla/index.html

「SACLA×GENIUS」第2回ゲスト 富野由悠季
/http://xfel.riken.jp/pr/sacla/?cat=2
《高橋克則》
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