「X-MEN」シリーズから誕生した『ウルヴァリン:SAMURAI』が、9月13日に全国公開を迎える。本作は「X-MEN」の人気キャラクター・ウルヴァリンを主人公に据えたアクション映画だ。公開まで3カ月あまり、今回、新たに主演のヒュー・ジャックマンと真田広之が対峙するシーンが日本で先行公開された。主演のヒュー・ジャックマンとシンゲン役の真田広之が対峙した場面は、壮絶なバトルを予感させる。ハリウッドが世界に先駆けて宣材物を公開するのは極めて異例だ。日本で本格的なロケを敢行した本作だからこそ実現した企画と言える。『レ・ミゼラブル』の名演も記憶に新しいヒュー・ジャックマンにとって、ウルヴァリンはキャリアの初期にめぐりあった思い入れの深い役柄だ。ヒュー・ジャックマンに「このストーリーは過去のどの作品よりも、ウルヴァリンというキャラクターに迫った内容だ」と言わしめた。本作は、不老不死のウルヴァリンが初めて"死"の恐怖に直面する物語となっている。カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンは大物実業家・矢志田に請われて日本を訪れた。再会後まもなく重病に冒された矢志田は死去し、ウルヴァリンはギャングに襲われた矢志田の美しい孫娘・マリコと恋に落ちる。しかし何者かの罠にはまって治癒能力を失い、心身に凄まじいダメージを負った彼はさらなる過酷な運命をたどっていく。ハリウッドが日本の伝統文化へのリスペクトをこめた本作には、巨大な矢志田邸の日本家屋のセットをはじめ映像の隅々に和の美学が息づいている。東洋武術のエッセンスを取り入れたアクションシーンも、新鮮なスリルと興奮を呼び起こすだろう。また、日本人キャストにも注目したい。国際派スター・真田広之は矢志田の息子であるシンゲンを演じ、謎めいた存在感と気迫に満ちたアクションを披露する。さらにウルヴァリンと恋に落ちるマリコ役のTAO、ウルヴァリンを日本へと導くユキオ役の福島リラ、日本人トップモデル二人のスクリーンデビューも見逃せない。[高橋克則]『ウルヴァリン:SAMURAI』9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー/http://wolverine-samurai.jp監督: ジェームズ・マンゴールド出演: ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ配給: 20世紀フォックス映画
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