SIGGRAPH 2013にOLM デジタル特集 ポケモンからパックマンまで
今年のSIGGRAPHで、日本のCGアニメスタジオ オー・エル・エム・デジタル(OLM Digital)にスポットがあたる。プロダクションセッションの目玉のひとつとしてOLM Digitalを取り上げる。
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現在は、論文発表に加えて、企業・団体によるエキビジョン、最新のCG映像を紹介、顕彰をするコンピューターアニメーションフェスティバル、さらにシンポジウムなども行う。今年は7月21日から25日まで、米国カリフォルニア州のアナハイム・コンベンションセンターで開催される。
今年のSIGGRAPHで、日本のCGアニメスタジオ オー・エル・エム・デジタル(OLM Digital)にスポットがあたる。SIGGRAPH 2013を主催するACM SIGGRAPHは、5月10日に、2013年のコンピューターアニメーションフェスティバルの中で開催されるプロダクションセッション(Production Sessions)を発表、その目玉のひとつとしてOLM Digital特集を挙げた。
このセッションは「OLM Digitalが語るアニメのスピリット:ポケモンからパックマン、実写映画まで(Digital Presents the Anime Spirit: From Pokemon, Pac-Man to live action films)」とタイトルされている。OLM Digital からCGIディレクターの佐藤浩一郎さん、CGIプロデューサーの小林雅士さん、R&D部門の安生健一さん、同社の米国関連会社Sprite Animation StudiosのCEO榊原幹典さんらが登壇する。
OLM Digitalは、2Dアニメの制作などを中心とするOLMに対して、デジタルアニメーションの制作を担当するスタジオとして1995年に設立された。ポケットモンスターシリーズをはじめ、数々の人気アニメやデジタル作品を手がける。現在は、3D(立体視)のフルCGテレビアニメシリーズ『パックマン』が注目を浴びている。
セッションでは、OLM Digitalが制作した過去5年間の2Dアニメ、フルCGアニメーション、実写映像を紹介するとしている。日本独自のCGアニメに関心が集まりそうだ。
プロダクションセッションは、CGの制作やプロデュースにフォーカスした企画だ。今年は17プログラムを予定している。OLM特集のほか、ILMによる『パシフィック・リム』、ライカによる『パラノーマン ブライス・ホローの謎』、リズム&ヒューズによる『トラと漂流した227日』、ソニー・ピクチャーズによる『オズ はじまりの戦い』、ディズニー/ピクサーによる『モンスターズ・ユニバーシティ』などが特集される。OLM Digitalのプログラムは、こうしたプログラムと並んで紹介されており、SIGGRAPH 2013のなかでも注目の高いものとなりそうだ。
SIGGRAPH 2013
/http://s2013.siggraph.org/