劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」 錦織博 監督インタビュー 前編 2ページ目 | アニメ!アニメ!

劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」 錦織博 監督インタビュー 前編

2013年2月23日の公開以来、ロングランを続ける劇場版『とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-』、原作からテレビシリーズ、そして劇場へと広がった話題作だ。錦織博監督に、作品について伺った。

インタビュー
錦織博監督
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  • (c)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX MOVIE
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abesan■ 劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」、その人気の秘密

―― アニメ!アニメ!(以下AA)
本作は大ヒットになったのですが、監督は”なぜこんなにファンの支持を受けたのか?”をどう考えられますか。

―― 錦織博監督(以下錦織)
もともと原作がとても人気のある作品ですから、まずはファンの方に喜んでもらいたいという目標はありました。とくに自分たちで意識したのはアニメ映画らしさです。本来、アニメ映画はこうあるべきじゃないかというのを最初に結構話しました。松倉(友二)プロデューサーと話したのは、勢いがあって最後まで駆け抜ける、途中で停滞することない作品をつくろうということでした。そしてオールスター的にキャラクターを出すことでお祭り感や密度感を出したかったんです。そこを楽しんでいただけたのは嬉しかったですね。

―― AA
今、キャラクターの話が出ました。キャラクターは非常に盛りだくさんです。アニメ映画でオールスターにするとなかなか配分が難しいのですが、それを全く感じさせません。

―― 錦織
『インデックス』はもともと原作段階からすごく個性があって、立っているキャラクターが多いんです。それぞれみな、TVシリーズから長く付き合っていますので、ある状況やシチュエーションに放り込むだけで自然にどんどん動いていってくれます。
逆に最初に配分した、これぐらいの分量を与えておけば大丈夫だろう、みたいなところからはみ出して、場面を取り合うというか、どんどん主張していくんです。キャラクターがどういうふうに活躍するとかは心配してないのですが、それが作品中に入らないんじゃないかという心配はありました。
映画を作るときには、思い切り整理して少ない人数でじっくり見せる作り方と、とにかく既存のキャラクターを含めてみんな出るんだという作り方と両方あると思いますが、今回は後者を選んだわけです。

―― AA
『レールガン』のキャラクターも出てくるのですが、こちらはテレビシリーズでは、監督が違う作品です。そこは難しくなかったですか?

―― 錦織
「とある」シリーズの中でも『インデックス』と『レールガン』ではキャラクターの立ち位置、特に美琴の描き方が違っていて、その内面の出し方が難しいところです。
特に声をやってもらった佐藤利奈さんにどのあたりで美琴を成立させるかというのは、いろいろ話し合いました。
佐天役の伊藤かな恵さんも、禁書目録として出演するのは初めてでしたが、自然に入ってくれたのでよかったですね。
最初はもっと調整など難しくなるかと思っていたので、その辺はうまく共存できました。


劇場版『とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-』
/ http://www.project-index.net/

abesan
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