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『キングゲイナー』10周年記念で富野総監督らがトークイベント「こんな作品になったのは**がいけなかった」

3月23日、東京国際アニメフェアにてキングゲイナー10周年記念イベント 『キングゲイナー祭 エクソダス、するかい?」が開催された。最終回の放送日から10年目となる3月22日にBDメモリアルBOXが発売となったことを受け、メインスタッフが久々に集った。

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■ 10周年であらためて見てほしいポイント

安田
「僕は『キングゲイナー』をしばらく封印していたので悩みますね。最終回近くで、キングゲイナーがオーバーデビルから出てくるところがかわいいので見て欲しいです。すごく生き物のような感じがして嬉しかったです。オタマジャクシが出たみたいなイメージでたくましい感じですね」

大河内
「細かい点ではないんですけど、見てて楽しくなる、元気な感じがする作品は最近ないなと思っています。自分も第1話を久々に見たら懐かしい、青春っぽい気持ちになりました。全体を見て楽しくなって欲しいなと思いますね」

吉田
「アニメーション的には不満だらけなので、ブルーレイになるとさらに不満が露呈するという感じです(笑)。『キングゲイナー』は作品そのものが楽しいので、作品としては力が足りなかったところも見れちゃうんですね。ドミネーターなんかはちょっと『キングゲイナー』から外れてるかなと思ったけれど、それもまた『キングゲイナー』かなとも思ってやっていましたね。外れていくのを楽しんでいたところはあります」

富野
「あらためて『キングゲイナー』がすごいのはあのキャラクターが、作りが古典的だけではなく、いま一番忘れていることをやっているというすごさに舌を巻いています。そのよさを、皆さん方だけではなく次の世代にぜひ教えていただきたい。アニメーションはここ2、3年流行っているアニメだけではない『キングゲイナー』という作品があるということを感じています。その上でおじちゃんとして言うと、アナ姫を見てもらえればほかのことは言いません(笑)。10年間、フィギュアを目の前に置いていますから」


「『OVERMAN キングゲイナー』BDメモリアルBOX」はバンダイビジュアルより36,750円にて発売中。本編のほかに多数の特典を収録し、2014年3月末までの限定生産となっているので10周年を機会にチェックしてみてほしい。

『オーバーマン キングゲイナー』
公式サイト / http://www.king-gainer.net



オーバーマン キングゲイナー BDメモリアルBOX
2013年3月22日発売
(※2014年3月31日までの期間限定生産商品)
発売・販売元:バンダイビジュアル
《animeanime》
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