世界初 マンガ翻訳公式コンテスト デジタルコミック協議会が開催 | アニメ!アニメ!

世界初 マンガ翻訳公式コンテスト デジタルコミック協議会が開催

コミコン2012で発表され、来場者の注目を集めたマンガ翻訳コンテスト「Manga Translation Battle 2012」の詳細が公開された。コンテストの課題となるマンガ作品が明らかになった。

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7月12日、米国サンディエゴ市で開催されたコミコン2012(コミコン・インターナショナル2012)で発表され、来場者の注目を集めたマンガ翻訳コンテスト「Manga Translation Battle 2012」の詳細が公開された。コンテストの課題となるマンガ作品が明らかになった。
翻訳コンテストは全世界に向けて、日本のマンガ翻訳を公募し競う。日本マンガの普及を狙ったものだ。

翻訳対象となるのは、井上智徳さん『コッペリオン』 春田ななさん『チョコレートコスモス』、さそうあきらさん『神童』の3作品。それぞれ初巻第1話の英語翻訳を募集している。
少女マンガやSFマンガなど異なるジャンルの作品が選ばれたのは、本コンテストが世界の広い層にマンガ文化を発信することを目的としているためだ。

「Manga Translation Battle 2012」はデジタルコミック協議会が主催、文化庁も協力を行うグローバル規模のコンテストとなっている。国内だけでなく全世界へ向けて電子コミックを推進するデジタルコミック協議会と、マンガ翻訳者の発掘・振興を通じてコンテンツ産業の輸出を目指す文化庁の思惑が一致したかたちだ。
またデジタルコミック協議会の支援を受け設立されたジェイマンガ株式会社も参加している。同社は海外向けのマンガ配信サイト「J Mangaポータル」を運営しており、これをきっかけに海外のファンに対してJMangaの認知度を更に上げたいという狙いもあるだろう。本コンテストがマンガ文化の普及にどのような影響を与えるのか関心が高まる。

コンテストへの応募はプロアマ問わず誰でも可能だ。内容はセリフや効果音などのテキストのみで、吹き出し内の文字レイアウトや音喩のレタリング等は含まれない。大賞受賞者(1名)には日本への招待と受賞作品を翻訳する資格が授与され、優秀賞受賞者(複数名)にはiPadが用意されている。
受賞者はユーザーによるオープン投票と審査員による投票での選出となる。応募期間は2012年7月26日から9月26日まで、結果発表は11月末を予定している。
[高橋克則]

「Manga Translation Battle 2012」詳細ページ
/http://www.facebook.com/jmanga.official/app_260529577390869






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