敷地5500㎡、延床3700㎡にも及ぶ空間が楽しいキャラクターで埋め尽くされる予定だ。オープンの際には、多くの子供たちやファンから注目を浴びそうだ。
そんな期待を前に川崎市は、ミュージアムだけでなく、周辺エリア一帯で藤子・F・不二雄さんの作品、キャラクターを活用するプロジェクトを明らかにした。まず、小田急・JR登戸駅からミュージアムまで、藤子・F・不二雄さんのキャラクター仕様のシャトルバス運行を決定した。
シャトルバスは登戸駅よりミュージアムに直行、9月3日より運行を開始する。4台の車両は全て異なったデザインで、外装だけでなく、内装も特別仕様のデザインだ。ミュージアムに着く前から来館者を盛り上げることになる。
さらにキャラクターモニュメントの設置、交通案内サインなどでの活用、キャラクター付き転落防止柵をニヶ領本川に導入する。モニュメントは最寄り駅とミュージアムをつなぐ道に6体、案内サインは13基、いずれも異なったキャラクターが採用される。このほか一般の市営バスにも、ラッピングバスが登場予定だ。
登戸、向ヶ丘遊園、宿河原、そしてミュージアムに至る広い地域が、藤子・F・不二雄ワールドになる。ミュージアムを軸に子供たちが楽しめる街づくり、地域振興が図られる。
ミュージアムは、入館料大人1000円、中高生700円、4歳以上の子供が500円、入館時間指定の前売り予約が必要となる。入館チケットは7月30日から全国のローソンで開始する。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
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