
映画化決定と伴に大きな話題を呼んだが、本会見では豪華出演陣が姿をみせた。実際に映画に登場するメカや大型バイクが並ぶ「ワイルド7」本部のセットを背景に、飛葉大陸役の瑛太さんをはじめ、椎名桔平さん、丸山隆平さん、阿部力さん、宇梶剛士さん、平山祐介さん、松本実さんのワイルド7 メンバー、そのクールな上司 草波勝役の中井貴一さん、羽住英一郎監督らが集まった。
撮影について瑛太さんは、「ファンの期待を裏切らない作品になっていると思います。本当にアクションシーンの臨場感がものすごくて」と早くも、そのアクションシーンの凄さが見どころになることを披露。そして、そのアクションは、『海猿』シリーズで映像の限界に挑んだ羽住監督のこだわりによるものだと言う。
これに対して監督は「『海猿』でもかなりアクションはやり切りましたが、今回はまったく違うジャンルでもあり、新しいことを、と思っています。キャストの方々の演技やアクションもとてもいいので、もっとできるだろう、もっと見たいと思ってしまうんです」とかなりのこだわりを見せている様子だ。
超法規的警察組織ワイルド7の発案者にしてその司令塔という重要な役を演じるのは、中井貴一さん。「今の日本の、被害者が守られないような状況の世の中で、実は国民がいちばん求めているものが『ワイルド7』だったりするのではと思います」と作品に対する思い入れの強さを見せた。
本作には会見に参加した他にも、深田恭子さん、本仮屋ユイカさん、吉田鋼太郎さん、要潤さん、豪華な出演陣が揃う。スケールの大きな原作『ワイルド7』に相応しいものとなる。
また、映画の制作は、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズや『BALLAD名もなき恋のうた』などで知られるロボットが手掛ける。ロボットは実写映画のなかに最新の映像技術を盛り込み、リアル感と迫力の映像を実現することを得意とする。本作でも、原作の持ち味となっているバイクアクションの実写ならではの迫力が期待される。
撮影は5月中にはクランクアップする予定だ。公開は2012年新春とのこと、2012年のスタートを飾る大型映画が期待される。
『ワイルド7』
/http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/
2012年新春、全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2012『ワイルド7』製作委員会

■ 飛葉大陸役の瑛太さん
[出演]
瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、要潤、本仮屋ユイカ、吉田鋼太郎、深田恭子、中井貴一
原作: 望月三起也 「ワイルド7」
脚本: 深沢正樹
監督: 羽住英一郎
エグゼクティブ・プロデューサー: 阿部秀司
制作プロダクション: 阿部秀司事務所/ROBOT
製作: 「ワイルド7」製作委員会