中村獅童が京都でヒット祈願 GWの大型劇場アニメ「鬼神伝」 | アニメ!アニメ!

中村獅童が京都でヒット祈願 GWの大型劇場アニメ「鬼神伝」

京都を舞台にしたアニメ映画『鬼神伝』が全国公開する。高田崇史さんの伝奇小説を、『NARUTO』などで知られる ぴえろ が映像化した。

イベント・レポート
注目記事
 4月29日に、1200年前の京都を舞台にしたアニメ映画『鬼神伝』が全国公開する。高田崇史さんの伝奇小説を、『NARUTO』などで知られる ぴえろ が映像化した。川﨑博嗣監督、キャラクターデザインに西尾鉄也さん、オロチコンセプトデザインに大友克洋さん、音楽に宇崎竜童さんといったビッグネームが並ぶスタッフも注目だ。
 そんなビッグネームの一人が、謎の僧侶 源雲の声を担当する役者の中村獅童さんだ。源雲は現代の日本から1200年前の京都にタイムスリップした主人公の純に、彼が神聖なる力を持った 救いの御子 であることを告げる人物である。

        kyoto1.JPG

 そんな中村獅童さんが、4月7日に平安の時代の佇まいを伝える京都・神泉苑にて、本作の大ヒット祈願をする祈祷式に参加した。神泉苑は静御前が源義経と初めて出会った場所とも伝えられ、境内の池は願いが叶うパワースポットとしても注目されている。
 『鬼神伝』の中でも神泉苑は、物語の鍵となるオロチ(龍)が封印されている場所。さらに鬼と人との壮絶な戦いが繰り広げられる重要なシーンのなかで描かれる。

 そんな神泉苑に中村さんは、僧侶 源雲を思わせるベージュの羽織袴で現れた。いつもの穏やかな雰囲気とは異なる厳粛な様子で、祈祷式に挑んだ。
 そんな祈祷式に対する気持ちを問われた中村さんは、
「(祈祷式では)映画のことを願いました。世の中、大変なことになっていて、映画館に来るのも大変だと思います。自分は演技と表現しかできませんが、自分にできることを一生懸命にやり、少しでも多くの方にこの映画を見ていただいて、勇気と希望をもっていただけたらと思います」と答えた。本作だけでなく、映画、そしてそれを取り巻く現在の状況について願いをかけた様子。

 また、今回の源雲役については、
「(自身が演じたと)気がつかれない方がうれしいです。エンドロールを観て、はじめて「中村獅童が声をやっていたのか」と思われる方がうれしいです。役者の顔が見えないということは、それだけ、観ている方が映画に入っていただけているということですし、うれしいです!」と話す。
 さらに映画の中で好きなキャラクターについては、
「自分の役が好きですね。まるで、自分のためにあて書きしてくれたのではないかというぐらいに、自分にちかい役です。『ピンポン』のドラゴンの時同様、頭も坊主だし、自分のために書いてくれたのかと思うぐらい、やりがいがあり、役を膨らます作業が楽しかったです」と語った。

      onigamikey.JPG

『鬼神伝』
4月29日より全国ロードショー
/http://www.onigamiden.jp/

        kyoto2.JPG
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集