多摩美術大の片山雅博氏逝去 加藤久仁生監督ら育てる | アニメ!アニメ!

多摩美術大の片山雅博氏逝去 加藤久仁生監督ら育てる

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 2月12日、多摩美術大学教授の片山雅博氏が逝去した。享年56歳。自身もこれまで「グループえびせん」の代表として自主的にアニメーション制作も行っていた片山氏は、現在の学生によるアニメーション制作を奨励した立役者として知られ、各大学でのアニメーション教育および学部学科の設立にも寄与した。
 特にその先鞭となったのは、98年に片山氏が招かれた多摩美術大学美術学部のグラフィックデザイン学科であった。多摩美術大学美術学部のグラフィックデザイン学科は、第81回アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した『つみきのいえ』の加藤久仁生監督を輩出するなどの実績を残している。加藤氏は在学中に片山氏の師事を仰いでいた。

 また文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門や東京国際アニメフェアの公募部門の審査員などといった経験がある。国内のみならず海外においてもアニメーションに対しての貢献は大きかった。
 このほか実行委員を務めていた広島国際アニメーションフェスティバルでも尽力していた。2008年大会のプログラム「手塚治虫回顧上映」のトークショー「オサムとアトムとアニメの日々」では杉井ギサブロー監督、りんたろう監督、出崎統監督、高橋良輔監督、富野由悠季監督の登壇の実現に尽力した。
 なお、葬儀は親族のみで取り行う予定。
【真狩祐志】

日本アニメーション協会 /http://www.jaa.gr.jp/
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