3D映画の新たな可能性に挑戦する「攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D」 | アニメ!アニメ!

3D映画の新たな可能性に挑戦する「攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D」

最新のテクノロジーを取り入れた新たな映像に挑戦する『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX SOLID STATE SOCETY 3D』が2011年3月26日に全国公開する。

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 情報ネットワーク社会や電脳空間といった近未来像を描き、ファンの心を捉えて来た『攻殻機動隊』。そのアニメシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』が、最新のテクノロジーを取り入れた新たな映像に挑戦する。2011年3月26日に『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX SOLID STATE SOCETY 3D』が全国公開する。
 本作は2006年に「攻殻機動隊 S.A.C」シリーズ3作目、105分にも及ぶ長編作品として誕生した『攻殻機動隊 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX SOLID STATE SOCETY 』をベースにしている。サイバーテロや少子高齢化、東アジア問題といった現代日本をめぐる様々なテーマを取り込んだ緻密なストーリーテリング、そして破格な予算を投じたハイクオリティな映像が高い評価を受けた作品だ。

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 今回は神山健治監督陣頭指揮のもと、この全編に手を加え、2011年だからこそ実現する3D立体視の作品に生まれ変わった。完全新作作画によるオープニング、全カットのデジタルグレーディングなど見どころは多い。
 しかし、最も注目すべきは、3D立体視への独自のアプローチだ。近年は『アバター』などの実写映画、フルCGアニメーションの3D立体視映画が増加している。本作ではこれらとは異なり、3D立体視がセルタッチの2Dアニメの中にいかに取り込むことが出来るかが試されている。
 その結論が、3D立体視を通じて、作品世界の電脳空間を疑似体験するものだ。「観客自らがサイボーグになったかのような視点で展開する、まったく新しい立体視3D映画を作りたかった」と神山監督は本作を説明する。

 これまでも数々のハイクオリティなアニメを世に送り出して来たプロダクション I.G、そして『東のエデン』、『精霊の守り人』と次々に新たなステージに到達する神山健治監督の挑戦である。いまだから、本作だからでしか体験出来ない誰も観たことのない3D映画の公開は3月26日、残り2ヵ月足らずだ。

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『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D
公式サイト /http://www.ph9.jp/
2011年3月26日(土)より新宿バルト9他全国公開
配給: Production I.G/ティ・ジョイ

Production I.G / http://www.production-ig.co.jp/
ティ・ジョイ /http://www.t-joy.net/

[スタッフ]
 原作: 士郎正宗
 製作: 攻殻機動隊製作委員会
 制作: Production I.G
 脚本・監督: 神山健治

[キャスト]
 草薙素子: 田中敦子
 バトー: 大塚明夫
 トグサ: 山寺宏一

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《animeanime》
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