メビウスの長編「アンカル」日本語完訳 いよいよ発売 | アニメ!アニメ!

メビウスの長編「アンカル」日本語完訳 いよいよ発売

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lincal.jpg フランス・バンドデシネの巨匠メビウスの代表作『アンカル』がいよいよ日本でも完訳で姿をみせる。12月21日に小学館集英社プロダクション(SHOPRO)から発売される。海外コミックスの関心が高まる中でSHOPROは、アメリカンコミックスやフランス・バンドデシネの名作の翻訳出版を続けている。
 本作は長編SFの名作として世界的に評価され、世界各国で翻訳されている。それだけに日本語での完訳が持ち望まれていた。翻訳はバンドデシネの研究家として知られる原正人さん。定価は税込み3990円となっている。

 メビウスはバンドデシネの巨匠として知られるが、その活動はイラストレーションだけにとどまらない。『エイリアン』や『トロン』、『フィフス・エレメント』といったSFファンによく知られる数々の映画にデザイナーとして関わるなど多方面で活躍する。アニメーションでは、フランスアニメーションの傑作『時の支配者』に参加する。バンドデシネやコミックス、映画、アニメーションなど様々なカルチャーシーンに大きな影響を与え続けている。
 その影響は日本に対しても同様で、大友克洋さんや、松本大洋さんを初め数多くのマンガ家がメビウスからの影響を公言する。宮崎駿監督とメビウスの交流もよく知られている。

 『アンカル』は1980年代に描かれた作品である。『エル・トポ』や『ホーリー・マウンテン』などでカルト的人気を誇るアレハンドロ・ホドロフスキー監督の原作により、SF叙事詩を描いた。宇宙の命運をつかさどるとされる謎の生命体アンカルをめぐり壮大なドラマが繰り広げられる。
 今回の日本語版にはメビウスファンとしても知られる谷口ジローさんと藤原カムイさんの対談も収録する。映画ファン、SFファン、マンガファンにとって外せない一冊だ。

小学館集英社プロダクション /http://books.shopro.co.jp/

 

 『アンカル』
  作: アレハンドロ・ホドロフスキー
  画: メビウス
  訳: 原正人
  定価: 3990円(税込)
  発売日: 2010年12月21日頃
《animeanime》
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