数々の才能を映画界に送り出してきたぴあフィルムフェスティバル(PFF)が、今年で32回目を迎える。フェスティバルの中心は世界最大の自主制作映画のコンペティションであるPFFアワードである。今年は527本にも及んだ応募作品の中から16本が映画祭で上映される。 また映画祭を彩るもうひとつの企画は、テーマを設けて集められ映画特集である。これまでに巨匠の初期作品から海外作まで幅広い作品が紹介されて来た。そんな注目の今年の企画は「すごいインディペンデント映画 きてます」をテーマに、国内外の優れた短編映画を集めた。「山村浩二講座~短編アニメーションであること~」と題して、短編アニメーションの本質を追求する。 「山村浩二講座」は、世界的に知られたアニメーション作家である山村浩二監督自身の作品と山村監督がセレクトした世界の傑作短編アニメーションとなる。これらの作品を通じて、「短編映画とはなにか?」、「どう定義するべきか?」、「その作品は完成後どのように展開していくべきか?」と長編映画と異なる短編映画の本質に迫る。 上映作品は山村作品では『頭山』、『年をとった鰐』といった代表作など、そして現在制作が進む最新作『マイブリッジの糸』の一部も紹介される。海外からは、『三角形のダンス』(監督:ルネ・ジョドゥアン)、『死後の世界』(監督:イシュ・パテル)、『cNote』(監督:クリス・ヒントン)、『ある一日のはじまり』(監督:ウェンディ・ティルピー、アマンダ・フォービス)の4作品だ。さらに、山村監督が教授を務める東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了作品のダイジェストも上映する。上映に併せて山村監督がトークする。 「山村浩二講座」の上映は、7月25日11時から東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホールで行なわれる。チケットは前売り1300円、当日一般1500円、大学生・高校生・シニア1400円など、詳しくフェスティバルの公式サイトで確認出来る。第32回ぴあフィルムフェスティバル(PFF) /http://pff.jp/32nd/ 『山村浩二講座 ~短編アニメーションであること~』上映予定作品[山村浩二作品] 『頭山』 (10分/2002年) 『年をとった鰐』 (12分/2004年) 『Fig』 (5分/2006年)、 『こどもの形而上学』 (5分/2007年) 『マイブリッジの糸』 (2010年/※製作中の最新作の一部を先行紹介!)[世界のアニメーション] 『三角形のダンス』 (5分/1966年 監督:ルネ・ジョドゥアン) 『死後の世界』 (7分/1978年 監督:イシュ・パテル) 『cNote』 (7分/2004年 監督:クリス・ヒントン) 『ある一日のはじまり』 (9分40秒/1999年 監督:ウェンディ・ティルピー、アマンダ・フォービス) 『藝大修了作品制作ダイジェスト』 (2010年)
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