広島2010の入選作品発表 大山慶氏や水江未来氏など | アニメ!アニメ!

広島2010の入選作品発表 大山慶氏や水江未来氏など

5月27日、第13回広島国際アニメーションフェスティバルのノミネート作品が発表された。今回は過去最多の1935作品が国内外から寄せられた。

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 5月27日、第13回広島国際アニメーションフェスティバルのノミネート作品が発表された。今回は過去最多の1935作品が国内外から寄せられた。
 応募されたのは日本が293作品と多く、次いで韓国の184作品、イギリスの166作品、フランスの148作品、アメリカの113作品などとなっている。そのうちノミネート作品に選ばれたのは57作品で、内訳としてはカナダが7作品、日本とフランスがそれぞれ6作品などと続いている。

 日本の作品から選ばれたのは和田淳氏の『わからないブタ』、今津良樹氏の『アトミック・ワールド』、水江未来氏の『JAM』、大山慶氏の『HAND SOAP』、銀木沙織氏の『指を盗んだ女』、北村愛子氏の『服を着るまで』である。和田氏の『わからないブタ』、銀木氏の『指を盗んだ女』、北村氏の『服を着るまで』は、いずれも東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の1期生の作品、今津氏の『アトミック・ワールド』は、東京国際アニメフェア2010の第9回東京アニメアワード公募部門で東京ビッグサイト賞などを受賞してきた作品だ。
 広島国際アニメーションフェスティバルの会期は8月7日から11日までで、最終日の11日に受賞作品が発表される。

 広島国際アニメーションフェスティバルは、フランスのアヌシー、クロアチアのザグレブ、カナダのオタワと並ぶ世界4大アニメーションフェスティバルの1つとして知られている。なかでも広島は審査の対象が短編のみとなっている。
 このうち6月1日からはザグレブが始まる。ザグレブには水江氏の『JAM』、北村氏の『服を着るまで』、大山氏の『HAND SOAP』、和田氏の『わからないブタ』がノミネートされている。続いて6月7日からのアヌシーには、和田氏の『わからないブタ』、大山氏の『HAND SOAP』、銀木氏の『指を盗んだ女』がノミネートされている。アヌシーには水江氏は『PLAYGROUND』でノミネートされている。特に和田氏と水江氏と大山氏は3大大会でのノミネートを果たしたことになる。
 一方オタワは10月20日からであるが、こちらは現在作品を募集中である。6月1日まで作品の応募を受け付けている。
【真狩祐志】

広島国際アニメーションフェスティバル /http://hiroanim.org/

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第13回広島国際アニメーションフェスティバル 入選作品上映日程(日本)

8月7日
 『わからないブタ』 和田淳
 『アトミック・ワールド』 今津良樹

8月8日
 『JAM』 水江未来

8月9日
 『HAND SOAP』 大山慶

8月10日
 『指を盗んだ女』 銀木沙織
 『服を着るまで』 北村愛子
《animeanime》
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