『ツバサ 春夢記』は、CLAMPの描く人気マンガ『ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-』の核心に迫る「日本国編」の物語となる。サクラの記憶の羽を巡る旅の真相、夢の世界へと移動した小狼を待ち受けていたもう一人の小狼、CLAMP特有の息をつく暇もない怒涛の展開となる。
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(c)CLAMP/講談社
今回の作品は、前作で2007年から2008年に同じOADとして制作された『ツバサ TOKYO REVELATIONS』の好評を受けたものである。前作に続く物語の脚本は『ツバサ TOKYO REVELATIONS』に続き、CLAMPの大川七瀬さんが手掛ける。原作の持つ緻密な物語が完全アニメ化されそうだ。
監督も前作に引き続き多田俊介さん、さらにアニメ制作はプロダクション I.GとCLAMP作品にはお馴染みの強力スタッフになるので、期待通りの作品が登場しそうだ。
この『ツバサ 春夢記』<前編>の発売を前に、作品の主要キャラクターを演じた入野自由さん(小狼役)、牧野由依さん(サクラ役)、稲田徹さん(黒鋼役)、浪川大輔さん(ファイ役)、菊地美香さん(モコナ役)の5人からアフレコ公式コメントが届けられた。
既にロングランの人気アニメシリーズとなる『ツバサ』、そして一年ぶりに登場する新作に対するキャスト陣の作品に対する思いが語られている。
『ツバサ』『×××HOLiC』オリジナルアニメーション公式サイト
/http://kc.kodansha.co.jp/tsubaholi/
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『ツバサ 春夢記』<前編>アフレコ公式コメント
■ 入野自由さん(小狼役)
「制作発表の日から、ずっと楽しみにしていました。
久しぶりの小狼ということで、不安もありましたが、現場に入ると「スッ...」とツバサの世界観に入り込めました。次回の収録が楽しみです。」
■ 牧野由依さん(サクラ役)
「どんどん複雑になっていくストーリーにとまどいつつも、無事に前編のアフレコを終える事ができました。
キャラクターも色々な想いを抱えつつ話が進んでいくので、セリフには出てきていない言葉なども頭の中で加えながら演じてみました。また、後編もドキドキしながら頑張ります。」
■ 稲田徹さん(黒鋼役)
「久々に黒鋼と出会えた喜び以上に、正直、並々ならぬプレッシャーの方が遥かにありました。なぜなら今回、原作を読んでからずっと演じたかったエピソードが入っていたので。
ある意味、この『春雷記』<前編>が黒鋼の旅の集大成と言えるでしょう。」
■ 浪川大輔さん(ファイ役)
「寒い日に収録したのですが、非常に汗をかきました。特にものすごく叫ぶとかではないのですが、アフレコにも力が入り、何べんも何べんもリテイクをしてもらい納得のいくまでやり続けました。結果、汗だくに…。
今回も気合入ってます。ご存知だとは思いますが、見所は全部です。是非ご賞味あれ!
後編もよろしくね~。」
■ 菊地美香さん(モコナ役)
「久しぶりの皆はいつもと変わらず、家族のようでした。シリアスなシーンが多かったですが、どれも温かい空気が流れていました。
白モコナを演じるのは『TOKYO REVELATIONS』以来で、最初のテストは何だか上手くいかず戸惑いましたが、何度かテストするうちに「これだ!!」と納得のいうものになりました。
でも、何度やってもモコナってむずかしいです。」