映画監督、とりわけ特撮映画の巨匠として知られる実相寺昭雄監督が保有していた作品、資料が川崎市市民ミュージアムに寄贈されることになった。寄贈されるのは特撮映画に登場するヒーローや怪獣などの水彩作品、シナリオ、フィルム、日記帳、メモなどである。 今回の寄贈は2006年に実相寺昭雄氏がなくなった後、同氏が川崎市に居住していたことから遺族である夫人の申し出により実現した。3回忌の法要を経た今年12月に、実相寺知佐子夫人と実相寺氏が設立した映像制作会社コダイのプロデューサー鈴木政信氏によって正式の寄贈手続きが行われた。 実相寺昭雄氏は映画監督だけでなく、演出家、脚本家、小説家などとしても知られている。映画『無常』やテレビドラマ『波の盆』などの名作も数多いが、特に印象深いのはウルトラマンシリーズを中心とする特撮作品である。 『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』など初期ウルトラマンシリーズに関わり、特撮の父と呼ばれた。特撮映画では1988 年の『帝都物語』、2005年の『姑獲鳥の夏』などを挙げることが出来る。 川崎市民ミュージアムは、今回の寄贈を機に今後実相寺昭雄氏をテーマにした企画展を開催する計画である。また広くにコレクションを公開することで、市民ミュージアムと映画芸術に対する取組みを行う。 川崎市民ミュージアムは、収蔵、展示、研究の重点分野のひとつとしてポップカルチャー分野を掲げている。その領域は映画やポスター、マンガに及ぶ。これまでにも「少女マンガパワー!」や「みんなのドラえもん展」、「CLAMP 四 MANGAアートは時空を超える」などの展覧会が行われている。 また映画分野でも、「映画美術監督・木村威夫の世界展」を開催している。今回のコレクションをきっかけに、映画分野の取り組みがさらに拡大することが期待できる。 コレクションの寄贈にあたっては、生前実相寺監督が制作したフィルム作品、写真、舞台台本、絵画作品、遺品、蔵書などの資料・作品に加えて、実相寺氏が保有する権利を含めた申し出が行われている。 このため今回の寄贈は第一次寄贈となる。川崎市市民ミュージアムは、今後麻生区百合丘と大田区鵜の木の自宅に保存されている資料の調査を行う。調査の結果を受けて、平成21年12月に第二次寄贈を受けるという。川崎市市民ミュージアム /http://www.kawasaki-museum.jp/《第一次寄贈資料の内容と点数》 水彩作品 (ウルラマン、シルバー仮面、シーボーズ等) 252点 シナリオ台本 (帝都物語、ウルトラマン怪獣墓場、怪奇大作戦等) 78点 蔵書 (ヨーロッパ鉄道夢紀行、日本の路面電車) 115点 愛用品 150点 日記、雑記帳、スケジュール表、製作メモ他 174点 フィルム(自作品)及びビデオ 300点 写真 (ポートレート、映画スチール〕 76点 楽譜 (魔王、オーケストラがやってきた) 46点、 その他コレクション品 (ジャミラプレート、ジャミラ原画、映画チラシ等) 46点計1237点
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