9月17日から21日まで開催されるカナダのオタワ国際アニメーションフェスティバルの審査委員の1人に日本のアニメーション作家久保亜美香氏が選出された。各国の4名の審査委員と伴に、2008年のコンペティション部門の作品審査にあたる。 オタワ国際アニメーションフェスティバルは、フランスのアヌシーやクロアチアのザグレブ、そして広島と並ぶ世界4大アニメーションフェスティバルの1つである。例年国内作品もノミネートされているが、昨年は山村浩二氏の『カフカ 田舎医者』がグランプリを獲得したことで話題となった。山村氏も以前審査委員を務めていたことがある。 久保氏が卒業した東京工芸大学は、昨年初の卒業生を送り出したアニメーション学科が注目されている。久保氏もその第1期生として活躍中で、在学中に制作した『おはなしの花』がデジタルクリエーターズコンペティション2006で金の翼賞ほか数々の受賞歴がある。 大学もまた5月24日、25日に今年で3回目となる学生有志によるアニメーション作品上映会「KOA2008」が開催されるなど、学生作品のアピールに力を入れている。 久保氏が今回審査委員の1人となったのは、昨年の第20回東京国際映画祭で選定作品の特別上映などを行ってきた日加ショートアニメーション・エクスチェンジ(CJax)の関係からによるものである。 CJaxに関連するものでは、6月10日から15日までトロントで開催される世界短編映画祭へ宍戸幸次郎氏が参加する。宍戸氏は東北芸術工科大学に在籍中で、『nakedyouth』が第12回学生CGコンテスト動画部門最優秀賞などの高い評価を得ている。 今年のオタワ国際アニメーションフェスティバルは現在も作品を募集中で、締め切りはエントリーが6月1日、作品DVDの送付が6月16日までとなっている。【真狩祐志】東京工芸大学 /http://www.t-kougei.ac.jp/オタワ国際アニメーションフェスティバル /http://ottawa.awn.com/日加ショートアニメーション・エクスチェンジ /http://blogs.yahoo.co.jp/cjax2007/
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