小学館グループによるマンガやイラスト、アニメ、小説などの投稿サイトが今年6月にオープンする。このサイトは「Dream Tribes」と名づけられ、既にプレサイトがオープンしている。プレサイトでは、作家の募集と6月オープンの告知を行っている。 サイトはコンテンツの投稿と閲覧サイトとして、無料の投稿とその閲覧が組み合わせられるようだ。YouTubeのコミック版に近いイメージを想起させるコンセプトである。 投稿対象になるのは、コミック、4コママンガ、イラスト、小説、音楽、アニメなどである。閲覧するだけのユーザーの登録はまだ行われておらず、また投稿出来る作品も現在はコミックに限定されている。6月のオープンに向けて、まずオープン当初にサイトで発表する作品募集を目指しているようだ。 また、サイトでは募集にあたり「メジャーデビュープロジェクト!」をうたっている。マンガ家のデビューは雑誌のコンテスト投稿や編集部への作品持ち込みが多いが、「Dream Tribes」は、これと並ぶ新しい新人発掘システムになりそうだ。 近年のマンガはPCで制作されることも多いから、ネットからの投稿は制作と投稿が直結することになる。ネットからの手軽に投稿を出来ることで作品投稿の敷居も下がり、これまでと違った才能が期待できるかもしれない。 さらにマンガだけでなく小説、音楽、アニメなど幅広いコンテンツを対象とすることは、これまでの出版社にはあまり見られなかった試みである。また、クリエイターからの投稿と一般ユーザーの閲覧を組み合わせるのは、日本動画協会や手塚プロダクションが運営する「Open Post」にも見られる特徴である。 今後は、こうした既存の企業がネットを利用し、新しい才能を発掘する試みがまだまだ増えそうだ。「Dream Tribes」 /http://www.dreamtribe.jp/
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