3月27日から30日まで東京ビッグサイトで開催された東京国際アニメフェアは、期間中過去最高の12万6622人の来場者を記録し閉幕した。 期間中は国内外289社が出展する見本市、数々の記者会見・イベント、東京アニメアワードの発表など数々の催しが行われた。特に今年は一般向けに公開されるパブリックデーに、人気作品のスタッフや声優が参加するイベントが多数開催され来場者数の増加につながったようだ。 アニメフェアを開催する東京国際アニメフェア実行委員会は、当初より昨年の来場者数10万7713人から1万人以上多い12万人という高い目標を掲げていた。結果的にこの目標は、前年比17.55%という高い伸び率に支えられてやすやすとクリアーしたことになる。 来場者はビジネスデーの国内来場数が0.42%減になったのに対して、パブリックデーは22.42%と高い伸びとなっている。また、海外からのビジネス関係者は12%増(1055人)、4日間のプレスも23.37%増(1626人)と高くなっている。マスコミが取り上げる機会が増えたことも、一般来場者の拡大につながったと言っていいだろう。 こうした来場者数の増加は、東京国際アニメフェアのビジネス情報の発信、ファンに向けたアニメの紹介という目的を十分果たし、大きな成果と言っていい。 パブリックデーの一般来場者数10万1481人は、既に国内有数のエンタテイメント系のイベントである東京ゲームショウの一般公開日の13万867人(2007年)に匹敵する水準となっている。 しかし、その人数に較べて会場面積に余裕が少なく、今年は会場の混雑が例年に増して目立っていた。拡大した規模にどう対応するかといった問題が来年以降課題になりそうだ。東京国際アニメフェア2008公式サイト /http://www.tokyoanime.jp/
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