「ドラえもん のび太の恐竜2006」中国で全国公開(4/24) | アニメ!アニメ!

「ドラえもん のび太の恐竜2006」中国で全国公開(4/24)

 中国の新浪や捜狐などメディアによれば、日本の人気アニメ『ドラえもん』の劇場映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』が今年7月に中国で全国上映される。中国の海外映画配給会社華夏電影発行有限責任公司が配給を行なう。
 この映画は中国で正式に全国公開される最初

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 中国の新浪や捜狐などメディアによれば、日本の人気アニメ『ドラえもん』の劇場映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』が今年7月に中国で全国上映される。中国の海外映画配給会社華夏電影発行有限責任公司が配給を行なう。
 この映画は中国で正式に全国公開される最初の日本アニメ映画であるだけでなく、過去2年間で中国公開される初めて日本映画となる。
 今回上映される『のび太の恐竜2006』は、1980年の『のび太の恐竜』のリメイク作品として昨年製作された。昨年国内では30億円を超える興収となったが、作品の出来については専門家からも高い評価を受けている。

 『ドラえもん』は日本のアニメ作品としては珍しく、正規のテレビ放映とマンガ出版、DVD販売が中国で行なわれている。また、2004年には香港系の国際影業による『ドラえもん』のキャラクター商品の展開も始まっている。
 それだけ中国でも人気の高いアニメだが、これまで中国の海外映画の上映規制の壁に阻まれて劇場での作品展開は行なわれていない。

 中国の映画市場では、現在、全上映映画の3/2以上を国産映画とする必要がある。また、国外から輸入・配給が可能な映画の数は年間50作品までと規制されている。このなかにはアメリカやヨーロッパの作品も含まれており、アニメに限らず日本映画がこの枠に入るのは非常に難しい。
 それだけに華夏電影発行による『ドラえもん』の上映は、中国における日本映画にとって画期的な出来事といえる。今回の上映でよい結果が出れば、今後の日本アニメの展開も広がることも期待出来るかもしれない。

 配給を行なう華夏電影発行有限責任公司は、中影集団輸入映画配給会社と並ぶ中国の海外映画配給の企業である。
 昨年5月に杭州市で行なわれた日本映画祭の共催も行なっており日本映画ともつながりがある。日本映画祭では、『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』や『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』が上映されている。

/捜狐 /机器猫 影版7月将亮相中国 

華夏電影発行有限責任公司 /http://www.hxfilm.com/

ドラえもん公式サイト /http://dora-world.com/

《animeanime》
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