第12回学生CGコンテスト受賞作品決定(12/4) | アニメ!アニメ!

第12回学生CGコンテスト受賞作品決定(12/4)

 CG‐ARTS協会が主催をする第12回学生CGコンテストの受賞作品が決定した。このうち動画部門の最優秀賞には、アニメーションと実写を組み合わせた映像で注目を浴びた東北芸術工科大学 情報デザイン学科の宍戸幸次郎さんの『nakedyouth』が受賞した。
 CG‐ARTS協会は作

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 CG‐ARTS協会が主催をする第12回学生CGコンテストの受賞作品が決定した。このうち動画部門の最優秀賞には、アニメーションと実写を組み合わせた映像で注目を浴びた東北芸術工科大学 情報デザイン学科の宍戸幸次郎さんの『nakedyouth』が受賞した。
 CG‐ARTS協会は作品について「アニメーションと実写的エレメントをシームレスに統合した映像美、高度な心情描写、効果的な音響・音楽、素晴らしい完成度だ。~(中略)~単純なアニメーションを超えた表現である一方、大胆なテーマは、アニメーションでなければ描けなかった」と講評している。

 動画部門ではほかに優秀賞に『Mix Mniascape』(早瀬交宣さん、山田淳平(音楽)・武蔵野美術大学造形学部視覚造形伝達デザイン学科)と『PIECE』(小柳祐介さん・東京藝術大学大学院デザイン学科)の2点と佳作5点を選出している。
 また、静止画部門の最優秀賞は『POCKET』(中江昌彰さん・多摩美術大学 美術学部情報デザイン学科卒)、インタラクティブ部門には『String oscillation』(野口久美子・多摩美術大学 美術学部情報デザイン学科卒)が選ばれた。

 学生CGコンテストは、若い才能の発掘と発表の場の提供を目的に1995年より毎年開催されている。動画部門と静止画部門、インタラクティブ部門と3部門に分かれており、今年の応募総数は1014作品であった。
 コンテストの受賞者からは、数多くのクリエーターや技術者も誕生しており、日本のCG分野の発展にも大きく貢献している。日本を代表するCG分野のコンペティションである。

 2007年2月24日から3月4日には、東京都写真美術館で開催される文化庁メディア芸術祭の協賛事業として受賞作品展も開催される予定である。また、表彰式は2月24日に同じ東京都写真美術館で行われる。

/第12回学生CGコンテスト 
/CG‐ARTS協会 

/東京都写真美術館 
《animeanime》
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