杉並アニメーションミュージアムは4月から5月にかけて中国の杭州市と上海市で開催し好評を博した「手塚治虫のアトムと孫悟空展~『アトム』のルーツは中国アニメにあった?」の凱旋企画展を8月月29日から11月26日まで開催する。 この企画展は、今年の4月28日から5月3日まで中国浙江省で開催した「第2回中国国際アニメマンガ祭」の展示場と5月8日から22日まで上海当代芸術館で紹介されたものである。手塚治虫の名前は中国でもよく知られており、企画展はいずれの現地でも大きな反響を呼んだ。 今回は中国で成功したこの企画展を日本の杉並アニメーションミュージアムで装いも新たに凱旋展として紹介する。 これまで手塚治虫のアニメ制作における『白雪姫』や『バンビ』などディズニーアニメーションの影響はしばしば語られている。しかし、この企画展ではこれまであまり知られることのなかった手塚治虫のアニメ制作における中国アニメーションの影響を紹介したものである。 展覧会では手塚治虫に影響を与えた1941年制作の中国アニメーション『西遊記 鉄扇の公主の巻』を展示するほか、この作品にインスピレーションを受けて制作された『ぼくの孫悟空』を中心に手塚アニメの新たな魅力を紹介する。 また、手塚治虫の直筆のスケッチや『鉄腕アトム』のセル画や直筆原稿も展示される。 このほか『西遊記 鉄扇の公主の巻』と『ぼくの孫悟空』を含む手塚治虫の代表的なアニメ作品の上映会も行われる。 さらに、講演会「鈴木館長が語るアトム」では、鈴木伸一杉並アニメーションミュージアム館長が、幻のアトム作品と知られる『鉄腕アトム』第34話「ミドロが沼」の思い出を語るなど、期間を通して盛りだくさんの企画が用意されている。/杉並アニメーションミュージアム 開催期間:2006年8月29日~11月26日(毎週月曜日休館)開館時間:午前10時から午後6時(入館は5時半まで)運営:中間法人日本動画協会企画:㈱手塚プロダクション
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