TVアニメ『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』が放送中。
マミヤの村を守るために牙一族と対決することになったケンシロウ、レイ、マミヤ。しかしレイの妹アイリが人質になっていたことで一転して窮地に。マミヤも囚われ、手も足も出ない状態で牙一族のボス「牙大王」はケンシロウたちにとある要求を突きつける……!
レイが泥をすすってでも復讐すると誓った、その理由であるアイリが生きていて、しかも牙一族に囚われていた……。ふだんは冷静沈着なレイでも、溺愛する妹の生きた姿を目にしたら、取り戻したくて必死になるのは当然のこと。しかもアイリはずっと過酷な状況に置かれていて、辛い現実から目をそらすために自ら薬品をかぶって視力を失うなど、誰もが幸せを祈りたくなるキャラクターです。はたして彼女は無事に兄の胸に飛び込めるのか!?
原作コミックを忠実に描いて人気を博した本作も、この第14話でついに第1クールの最終回。そこで本稿では、Xにポストされた視聴者の反応をお届けしつつ、注目の中身を紹介したいと思います。

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意ください。
◆名言「俺の名を言ってみろ」登場
「この手で、キサマを倒すことになろうとはな……!」
アイリに刃をつきつけられ、ケンシロウを殺すよう命じられたレイ。ケンシロウは北斗と南斗が戦うことの危険性を考慮しつつ、牙一族はアイリの命を奪わないだろうと考えてレイに冷静になることを促しました。しかしレイは死んだと思っていたアイリを二度と失いたくないという気持ちが強く従う以外の選択肢はありません。

「ケン、キサマが死ぬしかない……」
やむをえない状況の中でついに始まるケンシロウとレイの一騎打ち。それに牙一族は大歓声を上げます。一方、ケンシロウはシンにユリアを奪われたこと、復讐を果たすことのむなしさをレイに訴えかけました。
「そして死闘の果てに残ったものは、例えようのない孤独だけだった……」
レイとは戦いたくない……。それはレイも同じこと。「平和な時代の懐かしいにおいがした」とケンシロウに対して親近感と安心感の入り混じったような感情を吐露します。
この流れに視聴者は、北斗と南斗に詳しい牙一族のボス「牙大王」に対し「実況解説役の牙一族めちゃくちゃ面白い」「けっこう詳しい牙大王」とツッコミを入れます。さらに、レイの迷いを察知したようなケンシロウの「レイ、踏み込みが甘いぞ」という発言に対しても、同様のセリフを投稿するなどして盛り上がりました。

一方、自分たちが原因で殺し合いをさせられるケンシロウとレイに絶望したアイリは舌を噛み切って自殺を図ろうとします。さらにマミヤも、自ら槍に飛び込んで串刺しになる覚悟を決めました。もし牙大王の反応が遅れていたら、そのまま冷たい槍に貫通されていたかも……。
刃の先が触れるかどうかのタイミングで阻止されたマミヤは「私を殺しなさい! 私は村を救うために弟まで見殺しにした女……。このまま人質になって生き延びようとは思わない!」と目を潤ませながら「村を救って!」とケンシロウたちに訴えます。その取り乱しように、視聴者も胸が張り裂けそうになっていました。
「マミヤ……いい女だ……」「本当にこのシーン、原作でも読んだけど見るのもつらい」。先ほどまでのツッコミも嘘のよう。

この状況で意を決したケンシロウは、奥義で決着をつけることをレイに伝えます。そして北斗神拳の秘伝の構えを見せつけました。もはや後戻りのできない展開です。捨て身の構えで睨み合い、血の一滴が大地に落ちたのを合図に両者が激突! そして両者は互いの胸に痛烈な一撃を叩き込み、そのまま大地に倒れ込んで心臓の鼓動を止めてしまったのでした。
喜声を上げてケンシロウとレイに刃を突き立てる牙一族。牙大王も恍惚の表情で天を仰ぎます。絶望なのはマミヤとアイリ。大切な人たちを失い、ただ牙一族に襲われるのを待つだけの身になってしまいました。
しかし、ここで終わらないのが『北斗の拳』。マミヤとアイリに襲いかかった牙一族が一撃のもとに粉砕されると、牙大王も思わず「あじゃぱぁ~!」と声にならない叫びを上げました。なんとケンシロウとレイは仮死状態になっていただけ。構えで申し合わせてひと芝居打ったのでした。
「相打ち!」「決まった!?」「両者相討ち……!」と息を飲んでいた視聴者も、美しいまでの逆転劇に「なるほど!」と膝を打ちます。そして牙大王のリアクションに続いて、「あじゃぱー!」とコメントを投稿していました。
なお「あじゃぱー」とは昭和20年代の流行語。俳優の伴淳三郎さんが映画の中で発したセリフが元ネタです。視聴者も「令和に“あじゃぱー”とか聞けるとはな」と反応しつつ、「めちゃくちゃ刺されていたのは平気なのか?」「ザクザク刺されてたんはノーダメージなんかい(笑)」とツッコミを入れていました。

続く牙大王とケンシロウの一騎打ちでは、肉体を鋼鉄化させた牙大王に対して、ケンシロウが秘孔でいとも簡単に無力化。命乞いをしたかに見せて奇襲しようとした牙大王に「ひとつ言い忘れたが……」と断りを入れ、すでに死が確定してから忠告をするというケンシロウらしいブラックジョークを見せてくれました。
この流れに視聴者は「一つ言い忘れたが~からの流れ本当笑う」「わざと言い忘れるタイミング」「遅かったか(すっとぼけ)」と、たびたび飛び出すケンシロウのブラックジョークに満足気なようす。
こうしてマミヤとアイリの救出にも成功したケンシロウは、村に帰ったあと、アイリの目も治療します。「世紀末じゃなかったら医者をやってたのかな、ケンシロウ」。視聴者も反応していましたが、その感想こそ、レイが感じた「平和な時代の懐かしいにおい」と同じものだったのではないでしょうか。
ケンシロウはその後、レイに胸の七つの傷のことを打ち明けましたが、「胸に七つの傷のある男」に復讐を誓っていたレイでもケンシロウが無実であることは承知しており「ケン、たとえお前がアイリを連れ去った本人だと言っても、オレは信じはしない」と発言します。
こうしてレイはアイリと無事に再会を果たし、ようやく平和が……と思いきや、アイリの口から語られた「胸に七つの傷のある男」の特徴にケンシロウの目の色が変わりました。ケンシロウはその“犯人”に心当たりがあるのか……!?

同じころ、別の廃墟では、暴漢に追い回される女性をかくまうマスク姿の男の姿が……! その男は胸の七つの傷を見せつけて、こう言い放ちます。
「お前……俺の名を言ってみろ……!」
その男「ジャギ」を演じるのは高木渉さん。視聴者は「ジャギ様だァァァァァ!!!」「みんな大好きジャギ様」とテンションを上げつつ、「ジャギは高木渉か!」「ジャギ様の声は高木渉さんか。ハマってる。」「やべー。原作通りの声出てるわ。高木渉さんのチンピラ演技は天下一だわ」と、人気キャラの登場、そしてそれを演じる高木渉さんへの期待で盛り上がっていました。
今回で第1クールが終了したわけですが、2027年からは期待の第2クールがスタート!! 視聴者からも「待ちきれない!」の声が多数届いた本作は、第2クールでは多くの人気キャラが登場するということでさらに注目が集まりそうです。
¥8,880
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
◆◆◆『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』放送情報◆◆◆
【放送情報】
2026年4月10日(金)より放送中
TOKYO MX/BS11 毎週金曜 25:00~
Prime Video 毎週金曜 25:00~世界独占配信
※初回 4 月 10 日(金)および 4 月 17 日(金)は 2 話連続特別編成。
【STAFF】
原作:武論尊、漫画:原哲夫、監督:前田洋志、シリーズ構成:犬飼和彦、キャラクターデザイン:久恒直樹、副監督:小笠原一馬、アニメーションディレクター:こうじ、美術監督:青井孝/清水稚子、色彩設計:田中美穂、CG 監督:池田晋治、CG スーパーバイザー:小石川淳、撮影監督:高橋佑樹(高は「はしごだか」)、編集:金山慶成、音響監督:小沼則義、音楽:林ゆうき、オープニングテーマ:[Alexandros]「Hallelujah」、制作協力:NIA アニメーション/きしだ Studio BACU、アニメーション制作:トムス・エンタテインメント / 第 7 スタジオ
【CAST】
ケンシロウ:武内駿輔、バット:山下大輝、リン:M・A・O、シン:遊佐浩二、ユリア:早見沙織、レイ:中村悠一、マミヤ:青木瑠璃子、ジャギ:高木渉、トキ:最上嗣生、ラオウ:楠 大典、ナレーション:山寺宏一
(C)武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会










