マミヤがリーダーを務める村の用心棒になったケンシロウとレイは、村を狙う牙一族を排除するため、ケンシロウ、レイ、マミヤのたった3名で対決に赴くことにしました。しかしそんな彼らの前に突きつけられたのは、かつて何者かに連れ去られたというレイの妹・アイリ。そのためレイは普段の冷静さを失って取り乱してしまう……!
6月13日に放送された第12話「涙をみた男たち」でレイとアイリが衝撃の再会を果たして一週間。6月20日に放送された最新エピソードである第13話「血塗られた罠」では、アイリを人質に取った牙一族との決戦の火ぶたが切って落とされました。そこではたして、どのようなつばぜり合いが行われたのか!?
本稿ではそのようすをお届けするとともに、Xにポストされた視聴者の反応をお届けします。

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆本家「キサマはすでに死んでいる」!
「なんてことだ……、夢か!? ア……アイリ……。生きていたのか! 夢なら消えないでくれ!!」
すでに亡くなっているものと思っていた妹アイリが生きていた……! このような世紀末では生きているはずがないと諦めた存在が、今まさに目の前にいる! 牙一族の槍の罠にも気づかず、うかつにも近寄ろうとするレイ。しかしそれは仕方のないこと。結婚式で着用するはずだったベールをずっと胸の中にしまい、アイリの復讐のためだけに生きてきたレイは、それを血まみれにするほど修羅の道を歩んできました。「泥をすすってでも生きる」の言葉はまさに執念の証。だからこそ周囲の異変に気付かないほどアイリのことで頭がいっぱいだったのです。

ケンシロウに制止されてもなお、アイリの元へ行こうとするレイ。「あのレイがこんな単純な罠にかかりそうになるくらい動揺している」と、視聴者もいたたまれません。
しかし生きていたからと言って幸せだったとは限りませんでした。アイリは跪くと、弱々しい声でこう言い放ちます。
「また新しいご主人様ですね。今度は、私はどこへ連れていかれるのですか? 私は、決して逃げたりいたしません。どんなことにも従います。どうか、かわいがってください……」
視聴者も「少ないセリフでガッツリと、エグイ事されてきたんだなと伝わる……」「この短い間で、アイリがどのような扱いを受けたのかわかりすぎる。ああ世紀末」と絶望です。そして兄の声さえ分からないアイリに「アイリさん心折れてる……」「心が壊れちゃった……」「この子だけハードモードすぎないか」と同情的でした。
しかし兄のことが分からないのには理由がありました。心を閉ざしていただけでなく、彼女は視力も失っていたのです。囚われ、絶望し、兄のレイとももう会えない。しかし自死することもできず、アイリは自ら目に薬物を浴びて「なにも見ない」ことを選んでいたのでした。
それほどまでに追い詰められた境遇は残酷などという言葉では言い表せません。かつてこの場面を目の当たりにしたファンの中にもトラウマになっている人も多いはず。それほどまでに過酷な場面でした。

そこへ現れる牙一族のボス。彼はアイリに刃を突きつけると、優位な立場でケンシロウたちを見下ろします。それと同時に、牙一族のボスでさえ手が付けられないという手下「マダラ」まで、ケンシロウの姿を見るなり突然暴れ出して交戦を開始。とても人間とは思えない獣のような身体能力でケンシロウに襲いかかりました。
「なんだこいつは」「これもう人間じゃないでしょ」「世紀末びっくり人間」。もはや本作ではおなじみとなった、人間離れしたそのキャラクターにツッコミを入れます。そして容易にマダラを撃破し、おなじみの決めゼリフを放ったケンシロウに続くようにして「キサマはすでに死んでいる」「貴様は既に死んでいる!」と盛り上がりました。
東映アニメーション版では決めゼリフとして何度も耳にした「お前はもう死んでいる」ですが、原作に登場したのは実は1度きりというのは有名な話。似た言い回しもあったそうで、今回はその似たセリフのひとつだったことから視聴者を沸かせました。

こうしてマダラが撃破されると、ボスはレイに続いてケンシロウの弱みを握ろうと、今度はマミヤを人質に取ることに。マミヤは自分が人質になることでアイリを解放しようとしましたが、その勇敢な行動は、視聴者はもちろんのことレイの心も動かします。
「マミヤさん肝が座ってるなんてレベルじゃない」「レイの『俺の一生を、あの女にくれてやってもいい!』、ほー!」と、レイの男気ある発言にも注目が集まります。
こうしてアイリ奪還で一肌脱いだマミヤですが、その目論見はあっさりと打ち砕かれて、彼女もまた人質にされてしまいました。まさに緊迫の曲面です。しかしAパートとBパートの間に入ったCMが視聴者の興味をさらってしまいました。
そのCMとは呉工業が販売している、おなじみの浸透潤滑剤「KURE 5-56」(クレ556)。なんと『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』とのコラボで、ケンシロウが商品の宣伝をするというものでした。そのため視聴者も、「なんだこのCMは」「コラボCM(笑)」「ケンシロウがCMやってる」と大盛り上がり。CMが明けても「CMのインパクトのせいで集中できん」と余韻を楽しんでいました。
その後、余裕の牙一族から命知らずの戦士が登場。突然、歌舞伎のようなポージングで現れると、視聴者も「なに今の歌舞伎みたいなポーズ」「コレが一番の切れ者かぁ」と、そのアクの強さに興味津々。ケンシロウに撃破され、「たまや!」と叫びながら空中で爆散すると、「たまやーーーー(笑)」「たまや!」「空中で爆発四散して『たまやー!』はひどすぎる(笑)」と、まるで花火のように盛り上がりました。

そしてレイにケンシロウを倒すよう要求されたまま物語を終えると、「ここで終わりかい!」「というか、もう次回最終回かー」と次回への期待を込めつつ、一旦の幕引きとなる本作を惜しんでいました。

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◆◆◆『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』放送情報◆◆◆
【放送情報】
2026 年 4 月 10 日(金)より放送中
TOKYO MX/BS11 毎週金曜 25:00~
Prime Video 毎週金曜 25:00~世界独占配信
※初回 4 月 10 日(金)および 4 月 17 日(金)は 2 話連続特別編成。
【STAFF】
原作:武論尊、漫画:原哲夫、監督:前田洋志、シリーズ構成:犬飼和彦、キャラクターデザイン:久恒直樹、副監督:小笠原一馬、アニメーションディレクター:こうじ、美術監督:青井孝/清水稚子、色彩設計:田中美穂、CG 監督:池田晋治、CG スーパーバイザー:小石川淳、撮影監督:高橋佑樹(高は「はしごだか」)、編集:金山慶成、音響監督:小沼則義、音楽:林ゆうき、オープニングテーマ:[Alexandros]「Hallelujah」、制作協力:NIA アニメーション/きしだ Studio BACU、アニメーション制作:トムス・エンタテインメント / 第 7 スタジオ
【CAST】
ケンシロウ:武内駿輔、バット:山下大輝、リン:M・A・O、シン:遊佐浩二、ユリア:早見沙織、レイ:中村悠一、マミヤ:青木瑠璃子、ジャギ:高木 渉、トキ:最上嗣生、ラオウ:楠 大典、ナレーション:山寺宏一
(C)武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会









