「推しポイントは“アニメ”」東映ラインナップ発表会開催― 人間と人魚の恋模様描く「ChaO」、終戦80周年記念超大作「ペリリュー」など発表 | アニメ!アニメ!

「推しポイントは“アニメ”」東映ラインナップ発表会開催― 人間と人魚の恋模様描く「ChaO」、終戦80周年記念超大作「ペリリュー」など発表

2025年1月16日、2025年および2026年の東映ラインナップ発表会が行われた。実写映画のほか、『ChaO』(青木康浩監督)、『ペリリュー -楽園の ゲルニカ-(仮)』(久慈悟郎監督)といったアニメ作品も発表された。

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2025年1月16日、2025年および2026年の東映ラインナップ発表会が行われた。実写映画のほか、STUDIO4゜Cが手掛ける意欲作『ChaO(チャオ)』(青木康浩監督)、シンエイ動画×冨嶽による太平洋戦争終戦80周年記念超大作『ペリリュー -楽園のゲルニカ-(仮)』(久慈悟郎監督)といったアニメ作品も発表された。

なお、イベントには東映株式会社 代表取締役社長 吉村文雄、 映画事業部門長兼映画編成部長 出目宏、『花まんま』監督の前田哲、 『ChaO』プロデューサーの田中栄子、『宝島』プロデューサーの五十嵐真志、『ペリリュー ‐楽園のゲルニカ‐(仮)』監督の久慈悟郎が登壇した。

まず、新たに発表されたのは、STUDIO4゜Cによるオリジナルアニメ『ChaO』。2025年夏に公開となる。冒頭の挨拶において代表の吉村氏が「2025年の推しポイントのひとつは“アニメ”」だと語っており、プロデューサーの田中氏もその話を受け、STUDIO4゜Cであたためていた本作を提案したという。

物語の舞台は、人間と人魚が共存する未来社会。サラリーマン・ステファンは人魚王国のお姫様・チャオに求婚され、種族や文化を越えたラブストーリーが描かれる。昨今のアニメーション制作では3D化が進む中、本作は何万枚もの手描きによって作り出され、『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』など今まで手掛けてきSTUDIO4゜Cが得意とするサブカル・アートな部分もポイントだと話す。

そして、もうひとつ新たに発表された『ペリリュー ‐楽園のゲルニカ‐(仮)』は、終戦80年に捧げる超大作アニメだ。『魔都精兵のスレイブ』監督を務めた久慈悟郎が、初めて映画監督を務める。制作では、国民的アニメの『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』でおなじみのシンエイ動画と、TVアニメ『ドッグシグナル』など話題作に携わる新規気鋭の制作会社・冨岳がタッグを組む。

本作は、1万人中たった34人しか生き残れなかった、地獄のような戦場・ペリリューでの壮絶な戦いを描いた、武田一義によるマンガが原作。キャラクターはかわいらしいタッチで描かれているものの、戦争の凄惨な部分がきちんと描かれており、久慈監督も「そこであった事実から逃げないように表現したい」と思いを述べた。

そのほか、アニメでは『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』(3月20日公開)、『劇場版 仮面ライダーガヴ(仮)/劇場版 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(仮)』(2025年夏公開)、『映画キミとアイドルプリキュア♪(仮)』(2025年秋公開)などが控える。

『ガールズバンドクライ』劇場版総集編全編・後編、劇場版『僕の心のヤバイやつ』(仮)も今後公開時期などを発表予定。
また、2026年には東映オリジナル作品『楽園追放 心のレゾナンス』も公開される。


《animeanime》
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