佐藤日向&小泉萌香 “みんなで取った企画賞です” 第8回アニラジアワード「企画ラジオ賞」受賞インタビュー | アニメ!アニメ!

佐藤日向&小泉萌香 “みんなで取った企画賞です” 第8回アニラジアワード「企画ラジオ賞」受賞インタビュー

第8回「アニラジアワード」にて「企画ラジオ賞」を受賞した『佐藤日向・小泉萌香のバトってダイナソー☆』のパーソナリティ・佐藤日向さん、小泉萌香さんのインタビューをお届け。

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『佐藤日向・小泉萌香のバトってダイナソー☆』インタビュー
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アニメ・ゲーム・声優に関連したラジオジャンル「アニラジ」を世に広く紹介することを目的として、2015年より開催されている『アニラジアワード』。そんな『アニラジアワード』にノミネートされたアニラジ番組の中から、2022年のベスト・アニラジを選出し、表彰する「第8回アニラジアワード授賞式」が、3月29日に開催された。

超!アニメディアでは、授賞式に参加した各番組パーソナリティにインタビューを実施。受賞の喜びや印象に残っていることなど話を聞いた。今回は、リスナーとともに面白さを生み出しているラジオに贈られる「BEST CREATIVE RADIO 企画ラジオ賞」を受賞した『佐藤日向・小泉萌香のバトってダイナソー☆』のパーソナリティ・佐藤日向さん、小泉萌香さんのインタビューをお届け。

[取材・文:阿部裕華 撮影:小川遼]



マネージャーさんにはあまり聞かれたくないコーナーが生まれた


――「企画ラジオ賞」受賞、おめでとうございます!

佐藤小泉:ありがとうございます!

小泉:数あるコーナーの中から「企画ラジオ賞」をいただいたのですが、私たちのラジオではアニラジアワードでノミネートをたくさん狙うコーナーをしていまして、その行動が称されたのかなと(笑)。ノミネートを狙っていたとはいえ、受賞するとは思ってはいなかったのでビックリしています。すごく嬉しいです。

佐藤:去年(2021年)のアニラジアワードでは「かわいいラジオ賞」を受賞したいという一心でラジオをしてきた結果、いろんな賞にノミネートさせていただいたんです。ということは、もしかしたら全部門のノミネートも可能ではないかという悪知恵のもと、番組内で私たち2人と構成作家さんの3人で企画会議をしたことが評価され、企画賞をもらえたのかなと思います(笑)。

なので、こうして受賞できたのは私たち2人だけの力ではなく、構成作家の福本(岳史)さんをはじめ、投票してくださった皆さんのおかげだと感じています。みんなで取った企画賞です。





――それでは改めて、本ラジオのご説明をお願いしてもよろしいでしょうか?

小泉:バトルをしたい日向が「バトって」を、恐竜好きの私が「ダイナソー」を担当するという全く噛み合わない2つの要素を無理やりくっつけたのが『バトってダイナソー』です(笑)。ところが最近は、バトることも、ダイナソーもせず、私たちがただワチャワチャと喋っている番組になっています。そういうラジオが好きな方に聞いていただけると、楽しい時間を過ごせるのではないかと思います(笑)。

佐藤:一言で説明するなら「放課後、男子高生がだべっている」ようなラジオですね(笑)。

――女子高生ではなく?

佐藤小泉:そうですね(笑)。

佐藤:今回も「かわいいラジオ賞」を狙いつつ、ほかの賞にもノミネートしよう! としたわけですが、振り返るとかわいい要素は一切なかったような気がしています(笑)。かわいい要素はゲストさんにしかなく……声がかわいい、言動がかわいい、そんなかわいいプロフェッショナルの方たちにゲストへ来てもらうという他力本願でした(笑)。パーソナリティの私たちは、男子高校生のようにず~っとふざけているラジオなので、一緒にだべりたい方はぜひご参加いただけたらと思います(笑)。



――「企画ラジオ賞」を受賞していますが、これまでで特に印象に残っている企画はありますか?

小泉:先ほどお話に上がった「企画会議」そのものがまず印象に残っているのですが、そこで出た企画の中で、そんなのもアリなんだ……と思ったのは「夜のバトってダイナソー」ですね。これは「えっちなラジオ賞」のノミネートを狙うために構成作家さんが考えてきてくださった企画で、タイトルの通り夜の雰囲気が出ていて(笑)。これまでそういう話をしてこなかった私たちでも「えっちなラジオ賞」に選ばれるかもしれないと思わされ、しかもノミネートさせていただいて、構成作家さんの力のすごさを改めて感じました(笑)。

佐藤:今や「夜のバトってダイナソー」は、ラジオ内でも1番人気の企画かもしれません。どんな言葉にも「夜の」をつけるとちょっとエッチに聞こえるのではないか?というアイデアから始まったコーナーなのですが、とにかく大量のメールがきて、視聴者さんも男の子なんやな~と(笑)。私たちとしては、マネージャーさんにはあまり聞かれたくないコーナーが生まれたなと思っています(笑)

小泉:ふふふ(笑)。



言葉のキャッチボールを楽しむ時間


――「この2人でパーソナリティをやっていてよかったな」と感じたこともぜひお聞かせください。

小泉:日向はとにかく喋りが上手くて、弾丸のように話題が出てくるんですよ。どのエピソードも拾い上げて、自分のおもしろいエピソードと織り交ぜながら話してくれる。私は隣でただ相づちを打っているだけなので、おもしろい話題をたくさん持っていてくれてありがたいです(笑)。

佐藤:このラジオは近況報告をする場になっていて、萌香ちゃんと話せる2週間に1回の収録がすごく楽しみなんです。「ここでいっぱい喋ろう!」と思える時間を過ごせるパートナーってなかなか出会えないと思っていて、誤解せずに言葉のままに捉えてほしいのですが、ラジオと思って収録に行っていません!(笑)

小泉:あはは!(笑)

佐藤:喋りに来ている感覚なんですよ(笑)。ゆる~くダラダラと言葉のキャッチボールを楽しむ時間が私にはすごく心地よくて楽しい。それを続けさせてくれる音泉さんには本当に感謝しています。

小泉:本当に沈黙がないんですよ。

佐藤:逆に怖いですよ(笑)。「ふつおた」だけで30分くらい喋っている(笑)。ほかのコーナーに行くまで30分くらい使っちゃっているので、スタッフさんも連携して長いんです。みんなで楽しんでいる結果がこれです(笑)。



――では今後、番組でやってみたいことはありますか?

小泉:なんだろうな……最初の方は本当にやりたいことを1つも叶えてくれなくて(笑)。

佐藤:本当にそう! 「脚本家の森ハヤシさんをゲストに呼びたいです」と言っていたのに、『バトってダイナソー』ではなく『(富田美憂・前田佳織里の)“調査のご依頼、お待ちしてます!”』にゲスト出演するという、いたずらを仕掛けられて……。

小泉:日向の方が森さんと面識があったのに、『バトってダイナソー』には全然来てくれず、なぜかほとんど面識のない2人のラジオにゲスト出演させるという(笑)。

ほかにも、「恐竜博物館のある福井県へロケに行きたい」と言っても全然連れて行ってくれず、ロケに連れて行ってくれたと思ったら、希望の福井ではなく群馬ですよ!? 詳しくはBlu-ray『コラマイ・さいすき「飛んじゃうロケ in ぐんま」with ダンボール』を見ていただければと思うのですが、その登場の仕方も酷くて……。

佐藤:あはは!(笑)

小泉:愚痴しか言っていないですし、やりたいことの前提が長くて申し訳ないのですが(笑)、昨年ようやく福井県へロケに行かせていただき、各々の誕生日の時にはプレゼントも用意いただいて、すごくいい番組なので、ただただ続けられたらいいなと思います(笑)。



――番組への愚痴は「長く続けられたらいい」というお話の前振りだったと(笑)。

小泉:あはは(笑)。いろいろ叶えてもらっているので、続けられればいいです(笑)。

佐藤:私たちはノリでやりたいことを決めてしまうタイプで、声優ラジオでは絶対にやっていないであろう記念日(もえぴな記念日 )を7月27日に制定させてもらったり、エイプリルフール企画で『バトってダイナソー』と『調査のご依頼、お待ちしてます!』のパーソナリティを交換して雑なバナーを作成したり……ラジオの中で「これやりたい!」「やろ!やろ!」と言った私たちの遊びに、全力でサポートしてくださる音泉さんのおかげで、ここまでアグレッシブにいろいろやらせてもらっているんですよ。

萌香ちゃんの言った通り、私たちの希望を全部叶えてくださるので、目標としては50歳まで『バトってダイナソー』をやること。ご長寿番組にして、50歳まで男子高校生でい続けたいです(笑)。

小泉:それはすごいな!(笑)

佐藤:私たちが50歳になるまでお付き合いいただきたいなという気持ちです(笑)。

《阿部裕華》
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