山田尚子監督の新作短編アニメ「Garden of Remembrance」フランス・アヌシー映画祭で特別上映へ | アニメ!アニメ!

山田尚子監督の新作短編アニメ「Garden of Remembrance」フランス・アヌシー映画祭で特別上映へ

山田尚子監督のオリジナル作品『Garden of Remembrance』が、6月11日から17日にかけてフランスで開催される世界最古・最大規模のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて特別上映されることが決定した。

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『Garden of Remembrance』(C)Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会
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映画『聲の形』やTVアニメ『けいおん!』、TVアニメ『平家物語』などで知られる山田尚子監督のオリジナル作品『Garden of Remembrance』が、6月11日から17日にかけてフランスで開催される世界最古・最大規模のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて特別上映されることが決定した。


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山田監督はTVアニメ『けいおん!』にて2009年に監督デビュー。その後、2016年に公開された映画『聲の形』では、同年の日本映画全体の興収でベスト10入りし、「第40回日本アカデミー賞」優秀アニメーション作品賞ほか名だたる賞を多数受賞した。さらに、「アヌシー国際アニメーション映画祭」でも長編コンペティション部門への入選を果たすなど、業界内外ともに注目を集め続ける気鋭の監督だ。

『Garden of Remembrance』は、そんな山田監督のオリジナル作品として2023年のリリースが予定されている。アネモネの花をテーマとして、「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の 3 人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描く、珠玉のハートフルショートアニメとなる。アニメーション制作はTVアニメ『平家物語』でもタッグを組んだサイエンスSARUが担当。キャラクター原案は『花のズボラ飯』の作画担当などを務めるマンガ家の水沢悦子が手掛け、音楽は「可愛くてかっこいいピチピチロックギャル」として活動するシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろす。

このたび『Garden of Remembrance』の特別上映が決定した「アヌシー国際アニメーション映画祭」では、本作以外に日本作品からの特別上映が発表された作品として、映画『BLUE GIANT』、映画『THE FIRST SLAM DUNK』、劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』など、本年の大ヒット作が並ぶ。世界最古・最大規模のアニメ映画祭でどのような評価を受けるのか、注目の晴れ舞台となりそうだ。

『Garden of Remembrance』
2023 年リリース予定

<STORY>
空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、
部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。
携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1 人の朝が始まる。
「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。
ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき……
これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との”さよなら”を描く物語――。

<STAFF>
監督・脚本:山田尚子
キャラクター原案:水沢悦子
音楽:ラブリーサマーちゃん
制作:サイエンス SARU

(C)Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会


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