東映アニメーションが2023年4月14日、韓国を代表するコンテンツスタジオ・Studio Nと、韓国発のウェブトゥーン『高手』のアニメ化に向けた共同開発を発表した。
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『高手』は、Naver Webtoon及びラインマンガのプラットフォームなどを通じて日本語、英語、中国語で連載され、現在まで累積閲覧数14億回を達成したヒット作。
1996年から韓国で連載されたマンガ『龍飛不敗』の続編を「Naver Webtoon」にて連載し、個性的なキャラクター、深い世界観と圧倒的な戦闘シーンで前作を読んで育った世代からウェブトゥーンに慣れ親しんでいる現代の読者まで幅広い年齢層から支持を得ている。
Studio Nの親会社であるNaver Webtoon本社にて行われた『高手』共同開発の業務協約締結式には、東映アニメーション執行役員エグゼクティブプロデューサー・鷲尾天とStudioNの代表取締役社長・權娓慶、そして『高手』原作者・文情厚氏が参席。今回の共同製作を通じて両社は、各社の映像化ノウハウ、グローバルコンテンツの製作力と技術力を結合し、世界市場を狙ったヒット作創出を目指すという。
東映アニメーションの鷲尾エグゼクティブプロデューサーは「ウェブトゥーン『高手』は壮大な世界観と力強いストーリー、魅力的なキャラクターを兼ね備えた素晴らしい作品」とし、「ウェブトゥーンIPの映像化をリードするStudioN と、アクション大河ドラマアニメーションを得意とする東映アニメーションが手を携えて、グローバルヒット作を作り上げる非常に有意義な試み」と話す。
Studio Nの權代表取締役社長は「グローバル市場が注目するNaver WebtoonのIPを日本最高峰の製作会社と共にアニメーションとして披露することになり、期待が大きい」とし、「今回のパートナーシップは原作のグローバルファンを拡大する一方で、StudioNのアニメーション事業力を一層強化できる機会になるだろう」と述べた。