フジテレビ系列の深夜アニメ枠「ノイタミナ」初のBLコミック原作アニメとして話題をよんだ、『ギヴン』の続編アニメ映画の制作が決定した。あわせて、原作者のキヅナツキによるティザービジュアルとティザーPVも公開された。
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『ギヴン』は、キヅナツキが「シェリプラス」の2013年ハル号より連載をスタートしたBLコミックを原作とする青春バンドストーリー。印象的な歌声を持つ佐藤真冬と、高校生離れしたギターの腕前を持つ上ノ山立夏の出会いから始まる、ロックバンド「given」メンバーを中心とする青春模様を描く。
アニメは2019年にTVシリーズが放送され、その翌年2020年には続編となるアニメ映画が公開。ミニシアターランキングで4週連続の1位を記録する大ヒットとなった。さらに、センチミリメンタルがプロデュースする劇中歌「冬のはなし」がSpotifyで1億回再生を突破するなど、アニメ放送終了後も熱い支持を受けている。
また先日、キヅナツキにより10年にわたり連載された原作コミックが3月30日発売の雑誌「シェリプラス」5月号にて完結することが発表されると、Twitterでは「ギヴン完結」がトレンド入り。今後の展開に大きな注目が集まっていた。
このたび発表となったファン待望となる続編アニメ映画は、主人公・真冬の幼馴染で、原作でも高い人気を集めるキャラクター・鹿島柊にスポットライトが当たる。
公開されたティザーPVには、センチミリメンタルのプロデュースによる新曲が使用されており、アニメとともに音楽の新しい展開も期待させる仕上がりだ。
『ギヴン』続編アニメ映画の今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。
(C)キヅナツキ・新書館/ギヴン製作委員会