2022年にTwitterのトレンドにランクインしたワードを発表する「#Twitterトレンド大賞 2022」が公開された。アニメトレンドには「アーニャ」、「シャンクスの娘」、「水星の魔女」、コミックトレンドには「冨樫先生」、「タコピー」、「東京卍リベンジャーズ」などが名を連ねた。
「#Twitterトレンド大賞 2022」はデータ・ドリブンで集計された、2022年に話題となったトレンドワードをまとめたもの。例年のランキング形式ではなく、今年は一年を通してTwitterで話題となったトレンドを複数ピックアップする形式にリニューアル。ツイート数、トレンド欄のワードクリック数、露出回数などをもとに測定・発表された。
ジャンル別では、アニメ部門で6月25日の「アーニャ」、8月7日の「シャンクスの娘」、10月30日の「水星の魔女」がピックアップされている。『SPY×FAMILY』のキャラクターである「アーニャ」は、特徴あるキャラクターデザインと“アーニャ語”と呼ばれる口調が愛され、2022年最も話題となったアニメトレンドのひとつになった。
「シャンクスの娘」は、『ワンピース』の最新映画『ONE PIECE FILM RED』で存在が明かされたウタを指す。劇中での活躍はもちろん、劇中音楽の大ヒットもあった。「水星の魔女は」、『ガンダム』シリーズの最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』からのワードだ。女性主人公という斬新な設定がTwitterをにぎわせ、放送後から徐々に話題になった。
一方のコミック部門では、5月24日の「冨樫先生」、3月25日の「タコピー」、11月16日の「東京卍リベンジャーズ」がピックアップされた。今年は、マンガ『HUNTER×HUNTER』が4年ぶりに連載再開となり、作者の冨樫義博を名乗るTwitterアカウントが2022年5月24日に突如として開設。「冨樫先生」はこれでトレンド入りを果たした。
「タコピー」は、「少年ジャンプ＋」で配信されたタイザン5のマンガ『タコピーの原罪』に登場するキャラクターおよび愛称を指す。その衝撃的な内容は大きな話題を呼んだ。2021年も人気を博していた『東京卍リベンジャーズ』は今年、原作マンガの完結が大きな話題になった。アニメ、映画なども含め、総合的な盛り上がりを見せていた。
このほか、ゲーム部門では6月1日の「ポケモン」、9月9日の「スプラトゥーン 3」、6月29日の「サンブレイク」もピックアップされている。そして、各ジャンルのトレンドワードにはならなかったものの中で、2023年には大きな話題になるかもしれない注目キーワード”Twitter Discovery”として、「AIイラスト」、「ミャクミャク様」とともに「呪術廻戦」がピックアップを果たした。2023年にはどのようなアニメ・コミックのワードがトレンド入りを果たすのか。「#Twitterトレンド大賞 2022」の結果から予想してみてはいかがだろうか。
