小林裕介にとって“音楽は酸素”―2021年に聴いた曲・好きな曲を「Spotify」で振り返る【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

小林裕介にとって“音楽は酸素”―2021年に聴いた曲・好きな曲を「Spotify」で振り返る【インタビュー】

小林さんが選ぶ「2021年一番聴いた曲」とは?「Spotify」で今年を振り返るプレイリストを作っていただきました。

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小林裕介にとって“音楽は酸素”―2021年に聴いた曲・好きな曲を「Spotify」で振り返る【インタビュー】
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現在多くの音楽配信サービスがある中で、特に注目度が高いのがオーディオストリーミングサービスの「Spotify」。配信楽曲数が7000万曲を超える本サービスでは、その年の音楽を、自分だけのプレイリストとともに振り返ることのできる「Spotifyまとめ」や、音楽とトークを一つのコンテンツの中で一緒に楽しめる新たな機能「Music+Talk」など、ユニークな機能を多く提供しており、私たちの生活を楽しく彩っています。

そんなSpotifyについて、小林裕介さん・小岩井ことりさんの2名の声優をお招きし、Spotifyを実際に使いながら、その方の好きな音楽について、また音楽へ抱く思いなども聞いていきます。本稿では、小林裕介さんのインタビューをお届け。

小岩井さんインタビューはこちら


数々のキャラクターソングを歌い、HIPHOPプロジェクトと銘打つ作品にも出演している小林さんに、これまでの音楽遍歴を振り返ってもらい、ご自身にとっての音楽とはどのようなものなのか、小林さん自らが選んだプレイリストとともに語っていただきました。ラジオで共演する“あの人”との以外なエピソードも……?ぜひ、インタビューをお楽しみください!

[取材・文:米田果織 撮影:小原聡太]

小林裕介の音楽遍歴を直撃!最初に買ったCDは“あの声優”の楽曲だった


――まず、小林さんの音楽遍歴を聞かせてください。どんなアーティストが好きで、どんな曲をこれまで聴いてきたのでしょうか?

小林実は、自分が「これ好きだな」と思って聴いていたものはあまりなくて、姉の影響で聴いていたアーティストや曲が多いんです。姉もそんなにジャンルのこだわりはなかったようで、GLAY、SPEED、Mr.Children…当時流行っていたものは何でも聴いていました。色々と聞いていく中で初めて自分から「好きだ」と思ったのは、Janne Da ArcとAcid Black Cherry。僕の中でこの2バンドを超えるアーティストはいない!…と思っていたのですが、最近はYOASOBIさんにハマっています(笑)。

――「アニソン」というジャンルにはあまり触れてこなかったのでしょうか?

小林アニメはよく見ていたのですが、アニソンはそこまで聞いていなかったと思います。声優という仕事についてから「アニソン」というジャンルを意識して、よく聴くようになりました。

――よく見ていたというアニメを教えて欲しいです。

小林声優を目指すきっかけとなった『らんま1/2』。『らんま』に関してはOPやED、キャラソンも大好きでした。その他にも『新世紀エヴァンゲリオン』『スラムダンク』『地獄先生ぬ~べ~』『ドラゴンボールGT』…やはり男の子なので、ジャンプ作品やロボットアニメをよく見ていましたね。

――今挙げたアニメのほとんどが、主題歌がアニソンではなくJ-POP寄りかもしれませんね。『らんま』以外に印象に残っている主題歌はありますか?

小林当時大好きだったのが、『地獄先生ぬ~べ~』のED「SPIRIT」(PAMELAH)。『ぬ~べ~』だとOP「バリバリ最強No.1」(FEEL SO BAD)の方が代表曲になっているかもしれないのですが、なぜか「SPIRIT」の方をずっと口ずさんでいました。

今でもふと聴きたくなるのは『スラムダンク』の曲。最近驚いたことは、Spotifyの中にユーザーさんが作った『スラムダンク』のプレイリストがあること! 感激して、ずっと聴いています(笑)。

――初めて買ったCDは覚えていますか?

小林TVアニメ『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』のED「月と太陽のめぐり」です。なんと、久川綾さんが歌っているんですよ。

――あまりアニソンを聴いてこなかったと言っていたので、意外でした!

小林曲調がすごく好きで購入したのですが、あまり大きな声で言えない理由もありまして(笑)。『トワイライト☆ジェミニの秘密』は、お色気シーンが多い作品なんですよね。それで繰り返し見ていくにつれて、EDも大好きになってしまいました(笑)。

――今はそんなアニソンをご自身も歌う立場になりました。自身の楽曲で思い入れのあるものは?

小林初めて関わった音楽をメインとしたコンテンツが『SHOW BY ROCK!!』。この作品の楽曲はすべてオシャレな中に疾走感があって、歌っていて「ここで一番高いキーを持ってきたい」という気持ち良いところにしっかりハマるのがすごく好きです。全部大好きなのですが、一番のお気に入りは「パステージ」。サビの高低音の行ったり来たりが心地よくて、完成したものを聴いて「なんてステキな曲なんだ」と思いました。歌うのはちょっと大変なんですけどね(笑)。


――キャラソンを歌う上で気を付けていること、大切にしていることは?

小林これは難しい…。実は僕って、そこまで純粋なキャラソンを歌っていないんですよ。『VAZZROCK』というコンテンツに関しては、最初のディレクションから「キャラクター要素はありつつアーティストらしく歌ってほしい」と言われました。なのでどこかに何かしらのキャラクターの“クセ”を入れるようにしています。みんなが元気に「イエーイ!」と言っていたら、僕だけクールに言ってみるとか。

――現在、声優さんたちは様々なジャンルの楽曲を歌わなければいけません。歌唱力を磨くためにやっていることは?

小林「声優さんの歌を聴く」です。アーティストの方の歌を聞くことももちろん身になりますが、同業の方達が歌にどれだけの熱量と技術を詰め込んでいるかを勉強するために聴いているのですが…その度に挫折します。聴けば聴くほど、自分に足りないものがわかってしまうんですよね。「僕はできないのに、みんなはできてるんだ」って。同業に負けたくないという気持ちは常にどこかにあるので、それを実感してしまうとすごく悔しい。ですが、それをある種のカンフル剤として、モチベーションにしてやっています。

――では、ご自身が出演するアニメの主題歌について聞かせてください。個人的な感想にはなってしまいますが、小林さんが主演を務めるアニメの主題歌はアニソン史に残るものばかりですね…!

小林ありがとうございます! 僕もそう思います(笑)。『アルスラーン戦記』に至っては、ちょうど藍井エイルさんにドハマりしていた時期だったので、主題歌がエイルさんになると聴いた時は歓喜しました。2ndシーズンも大好きなKalafinaさんだったし、贅沢にもほどがあるぞ、と(笑)。

小林裕介が2021年に一番聴いた曲は? 古川慎を「すごい男」と言う理由


ここからは、小林さんが取材のために作ってくれた「プレイリスト」を聞きながらトークを展開。2021年一番聴いた曲は、今年私たちの胸を熱くしてくれた“あの曲”でした。


「Cry Baby」(Official髭男dism)
「夜に駆ける」(YOASOBI)
「アンチクロックワイズ」(After the Rain)
「ヒカリアレ」(BURNOUT SYNDROMES)
「スターマーカー」(KANA-BOON)
「切嵌とfairytale」(古川慎)
「The Sound Of Voltage」(朱雀野アレン、矢戸乃上可波汰)
「Tylant Island - Remastered」(SKY-HI)
「パステージ」(ARCAREAFACT)
「冬の幻」(Acid Black Cherry)

――まずは、2021年に一番聴いた曲をランキングにしていただきました。この曲たちは、どんなシチュエーションで聴いていたのでしょうか?

小林これは「車の中で一緒に歌う用のプレイリスト」です。1曲目から10曲目までを楽々歌えたら、アーティストデビューできるなと思っているのですが(笑)。

――おお! 調子はいかがでしょうか?

小林いや、無理でしょう! 3曲目の「アンチクロックワイズ」(After the Rain)に関しては、喉が死にます(笑)。そもそも僕は歌い続ける体力がなくて、1曲歌い終わるだけで「もう無理…」となってしまうんです。でも夢はでっかく、これを10曲全部歌える体力と、キーも当てはめられる技術が身に着いた時、マネージャーに「今すぐ売り込みに行って!」と言おうと思います。

――プレイリストの中に古川慎さんの曲が入っているのが印象的でした。一緒にラジオ番組もやられていますが、アーティスト活動ついて何か言葉を交わすことはありますか?

小林「どうやったらこんな風に歌える?」と聞いた事はあるのですが、別に特別なことはしていないみたいで…。「こういうのが天才肌っていうんだろうな」と思いました。僕は今まで「どの曲でも好き」というアーティストはJanne Da ArcとAcid Black Cherryしかいなかったのですが、古川くんが入り込みましたね。彼のアルバムの曲は、全てがかっこいい! プレイリストに全曲入れたかったのですが、それだと古川くんの話ばっかりになってしまうので(笑)。その中でも1曲に絞りました。

――その中で「切嵌とfairytale」を選んだ理由は?

小林古川くんの曲は基本的に、ロックの中にジャズ要素が入っているんです。その中でも特にジャズの要素が強くて、スタッカートやテンポのキレが良く、これでもかというほど技術を詰め込んでいる。本当、すごい男ですよ…。

――小林さんの選曲で、最初はバンドサウンドが好きなのかと思いましたが、メロディアスな曲が好きなんですね。

小林確かに。あまり歌詞に耳がいかなくて、曲を聴くときはメロディで選んでいます。このプレイリストを見てもらうと、僕の好みが丸わかりなんじゃないかな(笑)。

小林裕介の好きな曲TOP10、さらに好きな声を持つ女性声優TOP3も公開


小林さんにはもう1つプレイリストを作っていただきました。その名も「YUSUKE TOP10」。小林さんの“好き”を詰め込んだ選曲となっていますが、どんな思いで選んだのか、思いを聞いていきます。


「Cry Baby」(Official髭男dism)
「夜に駆ける」(YOASOBI)
「白日」(King Gnu)
「氷の鳥籠」(アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世/CV:雨宮天)
「大正浪漫」(YOASOBI)
「桜木町」(ゆず)
「青と夏」(Mrs. GREEN APPLE)
「感電」(米津玄師)
「恋の去り際」(Official髭男dism)
「Memento」(nonoc)

――続いては、小林さんにとっての「ベスト10」となる曲を選んでいただきました。中に1つだけ、異質なものが入っていますね。

小林気付きましたか(笑)? 「氷の鳥籠」(アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世/CV:雨宮天)ですよね。僕は雨宮天さんの声が好きなんです。透き通って本当にキレイな歌声だなと思い、夜はこれしか流さない期間がありました。

――子守歌にしていた…と。

小林そうなんです(笑)。先日、天ちゃんに会った時に「ランキングに入れてもいい?」と聞いたら、「え? 入れてよ!なんで入れないの!」と言ってもらえたので、入れさせていただきました(笑)。

――TOP10のプレイリストは、比較的最新曲が並びましたね。アーティストも最近ヒットチャートを賑わせている面々がズラリ。

小林Official髭男dismが2曲入っているのですが、ヒゲダンさんを初めて意識したのは「恋の去り際」からなんです。久しぶりにちゃんと歌詞を見た歌でした。「あんなに好きだと言い合って 頬をくっつけ笑って撮った写真にも こっそり映り込んでいた悲しい恋の去り際」という歌詞が、もうヤバイ(笑)! どんなに好きと言っていても、どこかに100%ではない1%の何かがあるんだなと思うと、とんでもなく悲しくなっちゃって。それをポップに歌っているのがニクイな~と思います。

――わかります!

小林わかりますか! 経験者ですね(笑)。「恋の去り際」を聴いていたからこそ、「Cry Baby」を聞いた時に、ヒゲダンだけどヒゲダンじゃないみたいだと驚かされました。あと、『東京リベンジャーズ』が大好きだったのもあります。たまたまアニメの1話を見てハマり、アニメが待てなくなって漫画を全巻買ってしまいました。歌詞の心情と転調が激しくて、それが作品のタイムリープ感を演出しているのかと思うと、これも「ニクイ!」としか言いようがない。

小林裕介にとって音楽は「酸素」 2022年の音楽活動の抱負も


――「Cry Baby」は小林さんにとっても、Spotifyでも、そしてアニメ!アニメ!の2021年主題歌ランキングでも1位となった曲でした。この2021年は、小林さんにとってどんな年でしたか?

小林辛い年でした。何をモチベーションに頑張れば良いかわからない日々が続いたんですよね。今までは現場でみんなとお芝居して、作品を作っているという満足感をモチベーションにしていたのですが、新型コロナウイルスの影響で、少人数の収録になってしまい…。「なんのために仕事をしてるんだっけ?」というところまで落ちてしまった時もありました。最近はイベントにお客さんが入るようになったり、外にご飯を食べに行けるようになったりと状況が改善されつつあるので、2022年は楽しい年になると良いな。

――そんな辛い時、悲しい時、楽しい時にも音楽は寄り添ってくれます。小林さんにとって「音楽」とはどんなものだと感じていますか?

小林僕は家、車、電車、お風呂…どこでも音楽を聴いています。つねに側にないと不安なんですよね。だから、今日の取材はとっても楽しいです。僕の好きな音楽がずっと流れてるんだから(笑)! 僕にとって音楽は「酸素」のようなものになっているかもしれません。

――ちなみに、Spotifyなどのオーディオストリーミングサービスはよく利用されますか?

小林いや、実はこういったサービスの存在を知ったのは、最近2年くらいなんですよ。未だに借りに行かなきゃ、買わなきゃと思っていたので、こんなに手軽に聞ける時代になったんだなと感動しました。

――最後に、2022年にかけて注目しているアーティストや、ご自身の音楽活動の抱負などを聞かせてください。

小林注目しているのは「DIALOGUE+」(女性声優8人組のアイドルユニット)。初めてアイドルにハマってしまいそうなんですよね(笑)。UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんが音楽プロデュースを行っていて、すべての曲がキャッチーで良い! メロディーラインが全部大好物で、さっき言ったJanne Da Arc、Acid Black Cherry、古川慎に次ぐ、全曲好きアーティストになってしまうかもしれないです!

自身の音楽活動でいうと『Paradox Live』のチームが倍に増えたので、今以上に頑張らなければいけないと思っています。やはり「HIPHOPバトル」と銘打っているだけあり、勝敗が付くコンテンツなので。やるからには、絶対負けたくない! 勝てるような歌を歌えるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!

――ありがとうございました!

◆◆◆


今回は「音楽は酸素」と語るほどに、音楽を身近で大切なものと思っている小林さんに、その思いとお気に入りのプレイリスト、そして音楽で振り返る2021年について伺いました。

また、今Spotifyでは1年を音楽やポッドキャストで振り返る「Spotifyまとめ」を、公開しています。Spotifyまとめ」は、世界中のユーザーがそれぞれの一年を、Spotifyで今年最も聴いたアーティストや楽曲、音楽ジャンルのほか、音楽再生時間、最も聴いたポッドキャスト番組などのデータで振り返ることができる年末恒例企画です。トップソング、トップアーティストなど様々な切り口でユーザーの1年間を「音」で振り返ることができるみたいですよ。

さらに、「Spotifyまとめ」では、ユーザーが2021年によく聴いた楽曲を自分だけのプレイリスト「My Top Songs 2021」としてまとめてくれます。他にも、「Blend」という機能を使えば、自分のプレイリストと友人の「Spotifyまとめ」プレイリストをブレンドし、2人だけのプレイリストを作ることも。


Spotifyオリジナルプレイリスト「Anime Now」総まとめとして、Anime Nowで再生された楽曲ベスト50を収めたプレイリストも公開中です。


2021年の振り返りは音楽とともに。ぜひ「Spotifyまとめ」体験やプレイリストを楽しんでください。

#Spotifyまとめ


なお、アニメ!アニメ!でも、「2021年によく聴かれた『アニソン』」にまつわるアンケートを実施しました。結果は以下の記事より確認できますので、こちらを元に、2021年をアニソンから振り返ってみるのも良いのではないでしょうか。

「2021年一番聴いたアニソンは?」結果記事
「あなたが一番好きなアニソンは?」結果記事
《米田果織》
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