「OURSONG」は、ユーザーが友人や似た思想を持つ人たちとクリエイティブで感性を刺激する資産を作成、共有、交換することができる、NFTの新たなソーシャルプラットフォームだ。
ユーザーは自分のオリジナルコンテンツを、わずか数秒で、購入および取引が可能なデジタルカード型NFT「Vibe」に変換することができ、「Vibe」はプライベートなソーシャルコミュニティや限定コンテンツへのアクセスを可能にするアクセスキーにもなるという。
本企画「OURSONG 作画王グランプリ~夏の陣~」は、2021年8月12日~8月22日の期間に作品を募集し、応募総数は250作品。
1st Placeはクリエイター・ふたたの『Dream of the sea』、2nd Placeはするめの『AROUND MIDNIGHT』、3rd PlaceはPugの『d00』、アクション賞はにぼしぽっけの『Dear』、ディレクション賞はYLhanの『(非)日常』、デザイン賞はMATSUMURAの『A big cat VS a cat toy』、ビートアプローチ賞はHappy Kawaii Friendsの『Money can’t buy love, but can buy alien’s “limb”』に決定した。
主催者はこれを振り返って「10日間という短い募集期間で、アニメーションを制作し、さらにそれをNFT化して出品するという、かなりハードルの高い応募条件のもと、250もの作品が集まった。新しいクリエイティブ・プラットフォームとしてのNFTの提案、また、短尺アニメーションというアートの領域を開拓する上で、大きな成果があったといえるのではないか」とコメント。
また、「OURSONGのミッションは、クリエイターが自分たちの作品をデジタル資産として収益化できるよう支援すること。今後も尽力していきたい」と語った。
1st Place ふたた『Dream of the sea』
審査員コメント 中山竜
絵も動きも柔らかくてとても上手いです!めっちゃ可愛い!キャラデザ・シルエット感と作品の世界観がマッチしていてすごく好きです。
審査員コメント 小嶋慶祐
どのコマもかわいい。動きやポーズも上手い。布団の中と外でのコントラストも気持ちいいです。好き!と直感的に思ってしまった作品です。
審査員コメント 沓名健一
構成もアニメーションも素晴らしい。寝ながら泳いでる感じが気持ち良い。
審査員コメント がんこchan
光での移動表現、キャラクターの動きやライトの当たり方が綺麗な水の中感が出ていて好きです。映像的に綺麗で見ていて違和感ないです。
審査員コメント gosso
めっちゃ可愛いです!
空間が広がっていく気持ちよさと、アニメーションのうまさ素晴らしいです。
審査員コメント 田仲マイケル
課題の意図と、企画の意図は一番汲み取れてる作品でした。キャラの可愛さも作画としてのまとまりも一番でした。
2nd Place するめ『AROUND MIDNIGHT』
審査員コメント 中山竜
技術も完成度も高くて完璧なループアニメーションだと思いました。すごすぎます!
審査員コメント 沓名健一
ループとしての完成度、圧倒的な技術力。
審査員コメント がんこchan
面白い試みで好きです。個人的にはもう数アクション用意できたら映像作品的に映えたかと思います。
審査員コメント gosso
作画的な観点から言えば新しいものがあった気がするので1位!
空間をループさせるとループ感が減るので良い!
色々うまい。細かいところまで作られていて密度が高いのがループである意義を感じました!
審査員コメント 田仲マイケル
今回の作画王では3Dも無差別に使用可能なので、映像表現としてもLOFIとしても抜きん出ておりました。ベースにした3Dをもっとセルライクに描ければさらに高評価。
3rd Place Pug『d00』
審査員コメント 中山竜
なにより音ハメが気持ちよかったです。人間、ボール、液体と様々な作画がどれもタイミング良いしLOもかっこいいです。
審査員コメント 小嶋慶祐
MVにできそうなクオリティ。LOはやっぱり横長のほうがかっこよくなりますねえ。スマホ画面で閲覧するならぶっちゃけ関係ないし、割り切りカモですが、かっこいいです。
審査員コメント がんこchan
ちゃんとループ、MV感、丁寧な作画、カット繋ぎとても良いです。
キャラクターも好きです。ループ回数が一番多かった作品でした。
審査員コメント gosso
世界観を表現できていてとてもいいです!
審査員コメント 田仲マイケル
ひとつの長い作品としてまとまっておりました。色も綺麗で魅力的ではありましたがループ物として少し長すぎた印象。キャッチーな絵で溜めるシーンがほしかったかも。
アクション賞 にぼしぽっけ『Dear』
審査員コメント 中山竜
アクションではないですが、一番キャラ作画にこだわり持って作られていたのでこの人に作画賞としてあげたいです。
ディレクション賞 YLhan『(非)日常』
審査員コメント 沓名健一
テキストを使った映像作品でありSNSのフィクションでもあること、まだまだ可能性のある表現だと思います。
デザイン賞 MATSUMURA『A big cat VS a cat toy』
審査員コメント がんこchan
動物と建物と植物という全く別の物を『音楽』にシンプルに落とし込めているのはこの作品だと思って選びました。
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]