NBAのバスケットボール選手レブロン・ジェームズが主演し、ワーナー・ブラザース映画の人気キャラを仲間にeスポーツバトルに挑む映画『スペース・プレイヤーズ』が、2021年8月27日に全国ロードショーを迎える。このたび、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の世界観を存分に体感できる本編シーンがお披露目となり、『ルーニー・テューンズ』のロード・ランナーとワイリー・コヨーテが迫力満点の追走劇に参戦している様子が公開された。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、核兵器による戦争の影響で文明社会が壊滅し、砂漠化したウェイストランド(荒野)が舞台となっている。映画の始まりから終わりまでがほぼ迫力満点の追走劇で、手に汗握る激しいアクションシーンが詰まった作品だ。
このたびお披露目となった本編シーンはそんな追走劇の最中から始まるもので、火炎放射器が火を噴きながら走る車の横に、涼しい顔で疾走しているロード・ランナーが現れる。その姿を発見したのは、普段の茶色い毛の容姿とは一変し身体を白塗りにした武装集団“ウォー・ボーイズ”になりきった、真っ白な毛並みのワイリー・コヨーテだ。
ウォー・ボーイズが命を懸けた戦いに出るときの、口に銀のスプレーを吹き付ける儀式まで見事に行ったワイリー・コヨーテは、「WITNESS ME!(俺を見ろ!)」と書かれたパネルを掲げ、ロード・ランナーを目掛けて大ジャンプ。しかし、ロード・ランナーはさらりと避け、ワイリー・コヨーテは棘だらけに改造された車に急降下し、同時に大爆発に巻き込まれてしまう。
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天高くへと飛ばされたワイリー・コヨーテは、近くを走る車のフロントガラスにたたきつけられるが、その車に乗っていたのが、本作でeスポーツバトルに挑むために仲間を探しにきたレブロンとバッグス・バニーだった。その2人も“『マッドマックス』の世界”にふんだんに染まっており、レブロンがバスケ選手とは思えないド派手なモヒカン頭を披露したかと思えば、バッグス・バニーはゴーグルを耳にかけボリュームのある羽毛を肩に着けている。
『マッドマックス』の豪快な追走劇と爆破シーンを存分に味わえる本シーン。“『マッドマックス』の世界”以外の歴代ワーナー作品とのコラボシーンで、どのようなレブロンとバッグス・バニーの姿が観られるのかについても、さらに期待が高まる内容となった。
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監督を務めたマルコム・D・リーは「僕らにやれることには無限の可能性があった。サーバーから自分たちのキャラクターを連れてくるわけだしね。『マッドマックス』の世界や『マトリックス』からね。それはすべてビジュアルなお楽しみだよ。ワーナー・ブラザースがライブラリーに持っている幅広い豊富な作品を目にするんだ」とコメント。本作を通して、観る人が多くの歴代ワーナー作品を楽しめることを語っている。
映画『スペース・プレイヤーズ』は、8月27日より字幕・吹替が同時公開。
◆監督:マルコム・D・リー (『ガールズ・トリップ』『ナイトスクール』)
◆製作:ライアン・クーグラー、レブロン・ジェームズ、マーベリック・カーター、ダンカン・ヘンダーソン
◆脚本:ジュエル・テイラー、トニー・レッテンマイアー、キーナン・クーグラー、テレンス・ナンス
◆出演:レブロン・ジェームズ、ドン・チードル(映画「アベンジャーズ」シリーズ、『ホテル・ルワンダ』)、セドリック・ジョー、ソネクア・マーティン=グリーン、ゼンデイヤ (『DUNE/デューン 砂の惑星』『マルコム&マリー』)
◆配給:ワーナー・ブラザース映画
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