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何かと心安まらない出来事が増えている昨今ですが、あなただけのユートピアは今日も来訪者を待っています。そろそろ店舗も増えて買い物の選択肢が増えてくる頃ではないでしょうか?
今回は、Timmy、Tommyとの取引に出てくる、お買い物の英語を集中的に学習します。
ドードーエアラインズは全世界就航! 海外の島へ遊びに行こう
「あつまれ どうぶつの森」はグローバルローンチ、つまり全世界同時発売ということで、SNSでは国も言語も関係なくコード1つで交流することができます。南半球を訪れて反対の季節の生き物を捕まえたり、SNSでたまたま見つけた島へふらっと訪れたり。
外国が分からなくても、リアクションと単語を駆使すれば相手も汲み取ってくれます。コミュニケーションとは一方が100パーセント伝えるのではなく、互いに50パーセントずつ理解する努力をするものなのです。
訪れた島の主には、交流の記念としてお手紙を残してはいかがでしょうか。たとえ日本語の文面であっても、相手は分かる人を探して読もうとしてくれるはずです。外国語の上達には、まず「伝わらないだろう」という恐れを捨てましょう。気持ちや意思表示は「読め」なくても「伝わる」のです。
Let‘s play in English:Buy and Sell
言語切り替え機能を使ってみたものの、相手の言っていることがさっぱり分からなくて困る、と言うプレイヤーも多いようですね。そこで、まずは島の暮らしに必須のお買い物、特にNook‘s Crannyでのやりとりを通して、ショッピングに頻出する表現を学んでいきましょう。
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「棚のものが気になりますか? 本日の品はこちらです!」
“What we have today”のwhatは疑問のwhatではなく、続くwe have todayで説明している「~のもの」になる関係代名詞です。“who ~”という人物の代名詞も会話ではよく登場するので押さえましょう。
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「それでは……2680ベルです。いかがですか?」
プレイヤー側の選択肢も、返答に役立つ表現が一杯です。とくに断るときの言葉は実践だととっさに出てきません。突き放すような「No」だけでなく、やんわりと断る“I‘ll pass.”なども覚えるといいですね。
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「お買い上げが決まりましたら、すぐにレシピをアプリに送信します」
「I‘ll ~ if ~」の形は仮定の基本となります。店員とのやりとりでも、こんな場合にはこういう提案が出来ます、と言うときによく使われます。
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「良いお買い物ですね!」
これはほぼ決まり文句なので、「お買い上げありがとうございます」と同じ位置づけです。細かいことは気にせず締めの言葉程度に思っておけばいいでしょう。
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「完了しました! 新しいレシピでDIYをこれまで以上に楽しんでくださいね!」
“we‘re done!”や“I’m done!”はたった今終わったという場合に使える表現ですね。手伝いを頼まれて終わったよ!と伝えたいときに便利です。
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「常に持っておきたい、島での生活に便利な道具の一つですね!」
“One of those”は複数あるうちの1つを示します。こんな時は他にも候補を提示してくれるので、「他に何がありますか?」“Anything else?”と訊ねてみるのもいいでしょう。
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「一つ注意を。日曜日はカブの買い取りを受け付けていません。当日はカブ売りが島を訪れています。」
「accept」はお店での対応で最も重要な言葉です。クレジットカードやサービスが使えるか使えないか、一覧表示や注意書きで示されている場合が多いので、お店に来たらまず「accept」の文字をチェックするといいでしょう。
「カブ」を英語では「Turnip」と表記します。日本語では「株取引」にかけていますが、海外でも似たような意味合いになります。投機の歴史で「チューリップ・バブル」というものがあり、かつてはチューリップの球根が実際に高値で取引されていました。どうぶつの森の世界でも「カブ・バブル」がどこかで起こっているのでしょうね。
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「手数料がかかり、カブは受け付けていません。『オススメ』も通常価格での買い取りです。」
時間外の買い取りボックスについて。移住初日でもありましたが、サービスなどで発生する手数料を「fee」といいます。旅先でお金がかかるのか確認するのに、どんな種類の「fee」があるのかを見てみましょう。思わぬところで余計な出費をしているかもしれません。
覚えておきたい英単語集:お店で出てきた言葉を理解しよう
- Curious:気になる
- Cabinet:棚、キャビネット
- Recipe:レシピ、調理法
- Immidiately:すぐに
- Decide:決める
- Handy:便利な
- Turnip:カブ
- Accept:受け入れる
- Price:価格
- Purchase:買い物
今週のキーフレーズ:Surely your eyes will grow wide, kuje mouth of yawning beluga whale.
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ラグ売りのSaharahから不思議な内装を買ったときの言葉。「シロイルカのあくびのように目が飛び出すこと請け合いですよ」と、面白い表現をしていますね。“eyes grow wide”は「目を見開く」「驚く」という成句です。
お店での売り文句には大仰でも聞いて楽しくなる言い回しもあるので、何かの例えのようだと思ったら、少し調べてみるといいでしょう。
英語ダジャレを読んでみよう:Try not to confuse it for a sea moth!
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今回は「クリオネ」について。英語では「sea butterfly」と表記されます。「『海のガ』と間違えないでね!」ということですが、「sea moth」はウミテングという日本では珍しい魚のこと。大きさが違うので見た目では間違えることはないですが、名前がチョウなのかガなのか、クリオネの意外なグロテスクさで惑わされないようにしたいですね。
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