■アイドルも夢見た彼女が描く未来
――ここからは橘さんのパーソナリティについてもう少し掘り下げられたらと思います。アニメが好きとうかがいましたが、そのほか趣味は？
橘：歌うこと踊ること。あと、TVゲームとダーツが趣味ですかね。
――ダーツなんてちょっと大人な趣味ですね。いつからやっているんですか？
橘：中学生のときからだと思います。友だちに誘われてやってみたら、楽しかったんです。
最初のうちは（矢を）お店から借りてやっていたんですけど、もう少し極めたくてマイダーツを買ってやり込みました。今は2代目のマイダーツを使っています。
――ひとつ目は使い込んだということですか？
橘：ひとつ目は、初心者向けだったんですよ。だから次はちゃんとしたブランドのものを買いたくて、投げやすさを確認しながら選びました。それが今のマイダーツです。
――なるほど。ちなみに、ダーツは得意ですか？
橘：一時期めちゃくちゃ練習していて、ブルに3回連続入ったことがあるんですよ！ ハットトリックっていうんですけど、そのときばかりはまわりにいた知らない人や店員さんにも「入りました！ ハットトリックできましたー！」ってはしゃいじゃいました（笑）。
――（笑）。では特技はなんですか？
橘：Nintendo Switchの『スプラトゥーン』が好きで、サーモンラン（迫り来るシャケを退治し、イクラを回収するゲーム）がすごく得意なんですけど……特技って言えますかね（笑）？
――どうでしょう……（笑）。
橘：あ、あと二重跳びも得意です！ 小学生の時、チーム対抗の二重跳びの大会があって優勝しました。実力もあってたくさん跳べるチームと、跳べないけどやる気だけはあるチームに分かれていて、私たちは後者のやる気だけはあるチームだったんですけど、たくさん跳べるチームに勝てたんですよ。まあ校内の大会なんですけど（笑）、縄跳びは得意だと思います！
――では、最近ハマっているものは？
橘：さっき言ったTVゲームですね。『スプラトゥーン』もそうですし、『League of Legends』というパソコンゲームも遊びます。
『League of Legends』は世界大会も開かれているほど世界的に人気なゲームなんですけど、対人戦をしてしまうと「お前下手だな」って煽られちゃうので、基本AIと闘っています（笑）。
『マリオカート』も、友だちと一緒にプレイするのが醍醐味ですけど、私は一人で延々コンピューターと戦っていますね。ハマったら、飽きるまでずっとやっちゃいます。
――凝り性なんですね。
橘：そうかもしれないです。でも、自分はすごく気分屋だと思うんです。元気なときもあれば静かなときもあるし、真面目なときもあれば、はしゃぐときもある。
友だちといるときはワイワイと騒ぎがちなんですが、急にスンとなって真面目なことを言い出したりもします（笑）。
――まわりの人はギャップに驚くかもしれませんね。そんな橘さんですが、ご自身にキャッチフレーズをつけるとしたら？
橘：なんでしょう、難しいですね……。きっと自分の個性や強みを軸に考えればいいんでしょうけど、「これかな？」と思っても、同期の中だけでももっとすごい人がいたりするので……。
（頭をおさえながら）ううう～ん！ 逆に聞いちゃいますが、なにかありますかね……？
――そうですね……先ほど言っていた気分屋なところも橘さんっぽいかもしれません。
橘：なるほど……じゃあ「日替わり定食」とか。あ、「シェフの気まぐれ日替わり定食」でいきましょう！ 何が出てくるかわからない感じで！
――ありがとうございます。あと、リラックスする瞬間も教えてください。
橘：寝ているときですかね。寝るのが好きで、ずっと寝ています。布団から出られません。
――寝るときのこだわりはありますか？
橘：モコモコしたパジャマを着込んで寝ることです。温まって気持ちいいんですよね。
あと、もちもちのクッションは欠かせないです。睡眠には邪魔とも聞いたんですけど、もちもちした感触が癒やされるんですよ。私はそのほうがリラックスできるので、触ってから寝るようにしています。
――橘さんのことがいろいろとわかってきたところで、もしアニメ！アニメ！で連載企画を持つなら何にチャレンジしたいですか？
橘：なんですかね……。女性向けになりますけど、「こういうときはこんなメイク」というメイクの企画は興味があります。
あと、ゲームの紹介企画も！「あーーー！」とか「まってまって!!!」とかめちゃくちゃひとりごとを言いながらゲームするので、見ごたえはあると思います（笑）。
――いいですね。RPG、アクション、ホラー、ジャンル問わずプレイしていただいて。
橘：あ、ホラーはちょっと苦手なんですよね……！ でも、面白い画は撮れるかもしれません（笑）！
――では最後に、これから声優として活動していく橘さんの意気込みを聞かせてください。ずばり、どんな声優になりたいですか？
橘：どんな役でもこなせる声優になりたいです。クールな子も、賑やかな子も幅広くできるようになるのが理想です。
あとは私がそうしてもらったように、誰かの感情を動かしたり、勇気づけたり、元気づけたりできる存在になりたいです。
たぶん、まだまだ未熟なのでそのレベルには全然達していないですけど、ゆくゆくは「橘で良かったな」と思ってもらえるように、練習も欠かさずやっていきたいと思います。
――声優以外だと、やはりダンスや歌ですかね？
橘：はい！ ライブは観るのが好きなんですが、ステージに立つ側になりたいという願望もあります。歌や踊りもやっていきたいですし、幅広く活躍できる声優になれたら嬉しいです。
――アーティストとして目指したい方向性のイメージはありますか？ 可愛い系かクール系のような。
橘：そこまで考えたことなかったです！ 今は、いろんなことにチャレンジしたいので、変に定めるよりは可能性を広げたいですね。そこから、個性を見つけられたらと思います。
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ちなみに、呼び方について問うと、「特に決まった呼び方は今のところないです。変わったニックネームがいいので、面白いのがあったら教えて欲しいです」と、にっこり笑顔を見せた。
「キラキラして見えた」と憧れた声優に、見事デビューすることができた橘 美來。これからますます輝く姿が見られるかと思うと、楽しみで仕方がない。彼女の"未来"に幸あれ。
ミュージックレイン3期生インタビュー掲載スケジュール
第4弾 夏目ここな：12月20日（金）
第5弾 日向もか ：12月25日（水）
第6弾 宮沢小春 ：12月27日（金）
第5弾 日向もか ：12月25日（水）
第6弾 宮沢小春 ：12月27日（金）
