「天気の子」映画大国インドで公開決定 日本のオリジナルアニメ映画として初の快挙 | アニメ!アニメ!

「天気の子」映画大国インドで公開決定 日本のオリジナルアニメ映画として初の快挙

新海誠監督の最新作『天気の子』が、このたび映画大国インドでの公開が決定した。ムンバイ、デリーをはじめとするインド全国20都市で、2019年10月11日から公開される。これにあわせて、新海監督からのコメントも到着した。

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『天気の子』(C)2019「天気の子」製作委員会
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新海誠監督の最新作『天気の子』が、このたび映画大国インドでの公開が決定した。ムンバイ、デリーをはじめとするインド全国20都市で、2019年10月11日から公開される。これにあわせて、新海監督からのコメントも到着した。

インドでは大人が映画館でアニメを見る文化がなく、劇場でオリジナルアニメ映画が公開されることは極めて稀だ。
過去にインドで一般公開された日本作品は、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』と、FOXが配給する『ドラゴンボール超 ブロリー』の2作品のみ。『天気の子』は、日本のオリジナルアニメ映画として初の一般公開となる。

しかしながらインドでは前作『君の名は。』も人気があり、新海監督の熱心なファンも多いとのこと。
今年4月、インターネット上で『天気の子』のインド公開を求める署名活動が起こり、約5万人を超えるファンの署名が集まったことが新海監督本人や東宝の海外配給担当者、現地配給会社の買い付け担当者の耳に届き、それに応える形で今回の公開が決定した。
配給側も「これまでの日本映画と比較しても大きな公開になる可能性が十分ある」と期待感を高めている。

このほか海外では、8月8日に公開を迎えた香港にて公開初日の観客動員数1位を獲得した『天気の子』。日本を越えて広がり始めた旋風が、今後も世界を席巻していきそうだ。

<以下、コメント全文掲載>


【新海誠監督】


インドで『天気の子』の劇場公開を求める署名キャンペーンが始まって以来、僕の元にもインドのアニメファンから多くのメッセージが寄せられてきました。純粋さと熱量に圧倒され、「自分もインドでの上映を望んでいる、配給会社と話し合い進展があったら報告する」とファンの方々に伝えてきました。ですので、ようやく約束を果たせたような思いです。神話と映画の国インドで『天気の子』をどのように楽しんでいただけるのか、今からわくわくしています。

『天気の子』
<世界公開日状況>
香港:8月8日(済)、オーストラリア:8月22日、インドネシア:8月21日、ベトナム:8月30日、シンガポール:9月12日、台湾:9月12日、韓国:10月、ロシア:10月31日、タイ:11月7日
(C)2019「天気の子」製作委員会
《仲瀬 コウタロウ》
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