生誕40周年に向け「ガンダム」はさらなる飛躍へ! コンセプトの“BEYOND”が意味するものとは… | アニメ!アニメ!

生誕40周年に向け「ガンダム」はさらなる飛躍へ! コンセプトの“BEYOND”が意味するものとは…

11月21日に恵比寿ガーデンホールにて、世界に誇る日本の一大カルチャーとなった『ガンダム』のさらなる飛躍と世界への拡大を目指す「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の記者発表会が開催された。

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1979年のTVシリーズの放送開始から、来年2019年で40周年を迎える『機動戦士ガンダム』。1981年の社会問題化するほどのブームから日本の模型文化のメインストリームとなった「ガンプラ」や、その後の劇場版や後続作品による世界の広がり、そして2009年にお台場に設置されて一大観光スポットとなった実物大RX-78ガンダム立像など、世界に誇る日本の一大カルチャーとなった『ガンダム』のさらなる飛躍と世界への拡大を目指す「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の記者発表会が、11月21日に恵比寿ガーデンホールにて開催された。

左より株式会社サンライズ代表取締役社長・宮川恭夫、LUNA SEA/X JAPAN SUGIZO、式会社バンダイナムコホールディングス代表取締役社長・田口三昭、株式会社創通専務取締役・難波秀行

発表会の冒頭では、プロジェクト主催者代表を務めるバンダイナムコホールディングス代表取締役社長・田口三昭が登壇。40年に渡って各アニメ作品とガンプラやゲームなどの商品展開の両輪で、様々な世代のファンと向き合いながら新たな挑戦を繰り返すことで人気を広げてきた歴史と、それを支えてくれたファンへの感謝を語った。
そしてこの40周年プロジェクトでは、世代や国境を越えて多くのファンやまだガンダムを知らない人達にも、わくわくしてもらえる様な様々な企画をグループの総力を挙げて送り出していくことを表明した。

続いて登壇した創通専務取締役・難波秀行氏からは、様々なコンテンツがあふれる中で今後もガンダムが存在感を示していく取り組みとして、これまであまり行なってこなかったコラボ企画を検討中との発表がなされた。他の作品やキャラクターとのIPコラボや、各地の名産品などとのご当地コラボなど、これまでのガンダムにはなかった展開が進行中とのことなので正式発表が待たれるところだ。

3番目に登壇したサンライズ代表取締役社長・宮川恭夫氏からは、40周年プロジェクトのコンセプトやロゴマーク、そしてプロジェクトを象徴するキービジュアルのプレゼンテーションがおこなわれた。
プロジェクトのコンセプトとなるのが「BEYOND(ビヨンド)」。ガンダムファンには『逆襲のシャア』の主題歌のフレーズとしてもなじみ深いこの言葉の意味は「すべてのものを越えていく」。
様々な作品を送り出し、日本のみならず世界にもファン層を広げ多様化したガンダムワールドが、作品の枠・国境・世代などすべての垣根を越えて幅広い方々にアプローチしていくという想いを込めているとのことだ。


『機動戦士ガンダム』オープニング地球の背後から覗く太陽の光のカットを思わせる意匠や、「0」の部分が「未知のガンダムに出会い、その出会いがまた新たな繋がりを生み出す」という意味を込めたメビウスの輪になっているなど、プロジェクトのコンセプトを象徴するロゴとなっている。

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
そんなコンセプトを象徴しているのが、キービジュアルとして公開された4枚のイラストだ。『機動戦士ガンダム』RX-78&アムロと邂逅する『ガンダムUC』のバナージ、大地に跪く『鉄血のオルフェンズ』のガンダムバルバドスに彼ら同様に少年兵という境遇でガンダムと関わった『ガンダム00』の刹那が花を捧げる様子、夜の香港で対峙する『Zガンダム』のカミーユと『ガンダムW』のヒイロ、のどかな田園で平和な時を謳歌する『Gのレコンギスタ』のベルリと『ガンダム THE ORIGIN』のキャスバル&アルテイシアなど、作品の枠を越えて様々なキャラクターが共存する可能性を描いたキービジュアルは、ファンにとっての夢の実現であると同時に、これを機にまだ触れたことのないガンダム作品に触れてほしいという想いが込められているとのことだ。

さらに人気バンドLUNA SEA/X JAPANのギタリストで、自身も「シャアになりたい」と公言するほどのガンダムファンであるSIGIZOが40周年プロジェクトテーマ曲「THE BEYOND」の制作を担当することを発表。
常に世界の様々な問題に取り組み、それを音楽で発信し続けている氏のスタイルが、今回の40周年プロジェクトが目指すものに通じるということで今回のタッグが実現。今回のテーマ曲は来年30周年を迎えるLUNA SEAの新曲として発表されるとのことだ。
そして7月に発表されたレジェンダリー・ピクチャーズと提携して製作を進める実写版企画にも触れ、「40周年は原点を振り返る初心を思い起こす機会である一方、この先の未来をプランニングする通過点であると意識しております」と、これからも走り続けるガンダムシリーズに期待してほしいと締めくくった。

■『閃光のハサウェイ』をはじめ40周年を飾る期待作が続々登場。


次に登壇した株式会社サンライズ専務取締役・浅沼誠氏からは、40周年となる来年公開予定の作品&企画ラインナップが発表された。
それぞれの詳細についてはこちら>【「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」2019年始動! 「ハサウェイ」「Gレコ」の劇場展開も発表に】『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』TVシリーズ 2019年4月よりNHK総合テレビにて放送予定

『ガンダムビルドシリーズ』最新作が企画進行中

『SDガンダムワールド 三国創傑伝』企画進行中

『劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ』2019年公開予定

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』劇場展開決定

『舞台 機動戦士ガンダム00 破壊による再生 Re:Build』

■横浜で実物大ガンダムが動きだす! 「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」始動




お台場という現実の空間に、圧倒的なリアリティをまとって出現した18メートルの実物大ガンダム。前回の30周年を記念して生み出されたガンダム立像は、アニメの中の存在がリアルな存在感を持って具現化したという驚きを見る者全てに体感させてくれた。その驚きが、今度は「動き」を加えて再誕する。それが40周年プロジェクトの一つとしてスタートする「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」だ。

ガンダムと日本の「ものづくり・技術力」を融合させて、実物大ガンダムを実際に動かしてしまおうというこのプロジェクトは、単なるエンターテイメントでは終わらせず、開発プロセスを共有・体感することで次世代の新たな技術や研究者を生み出す一助にするという、学術研究・文化教育・観光促進にも寄与するようなものを目指すとのこと。
技術監修や設計開発には国内のロボット関連研究の第一人者達が集結し、さらにガンダムをモデルにロボット開発に利用できるオープンリサーチシミュレーターを一般公開し、世界中の研究者・技術者からも様々なフィードバックを得られるようにするなど、大がかりな研究開発プロジェクトとなる予定だ。



この試みは横浜市と連携して、2020年夏から山下ふ頭にて「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」と題して、1年間そのプロジェクトを実施していくとのこと。立像の状態でも圧倒的なリアリティで現実の空間に溶け込んでいた実物大ガンダムが、実際に歩き出した時にどんな「リアル」を見せてくれるのか? 今後の進捗に期待が高まるプロジェクトだ。

オープンリサーチシミュレーターを介して集まる世界中のロボット開発者の集合知が、動くガンダムを現実の物へと近づける一助となるのだ。

海外出張中の横浜市長・林文子氏に代わり、副市長の荒木田百合氏が来場。「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」が横浜の魅力を世界に発信していくことに期待しオール横浜でバックアップしていくという市長からのメッセージを読み上げた。

■「ガンダムは僕の哲学の根幹」SUGIZOが奏でる新たなガンダムの「音楽」



発表会の最後を飾るのは、40周年プロジェクトのテーマ曲「THE BEYOND」を手がけるSUGIZO氏の生ライブ。『機動戦士ガンダム』主題歌の「翔べ! ガンダム」と現在製作中の「THE BEYOND」のデモバージョンをバイオリン演奏で披露。
未完成とはいえ美しさと迫力が同居した壮大な旋律は、まさにガンダムならではのドラマを感じさせる音となっており、完成版への期待が高まるライブとなった。


演奏後に曲のコンセプトについてSUGIZO氏は「ガンダムも来年30周年を迎える僕らLUNA SEAも、今も最前線を走りながら終わらない旅を続けている存在。そんな僕らとガンダムでこれから続く光と希望を未来に託したい、そんな気持ちで生まれた曲です」とコメント。さらに自分にとってのガンダムを「僕の哲学の根幹ですね。10歳の頃にガンダムが始まって、シャアみたいになりたいと思ったし、子供の頃にあの深いストーリーと富野由悠季監督の哲学を知ることができたのは、僕らの世代にとっての財産」と熱く語り、「ガンダムは僕らが思っている以上に世界から求められている日本の文化で、そのガンダムに関われることがどれだけ光栄なことかと思っています。ガンダムと共に世界に向けて飛翔するために、全霊で向かい合っていきたい」と締めくくった。

アニメの新作のみならず、自治体や技術研究分野とも連携して大がかりな展開を見せる「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」。SUGIZO氏のコメントにもあったように「日本の文化」としてさらなる拡がりを見せていくことを実感させる発表会となった。まもなく迎える2019年にどんな『ガンダム』と出会えるのか、ファンは期待して待つ価値はあるはずだ。
《斉藤直樹》
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